今ではニュースはテレビよりもNetで見たり読んだりするのが定番であろうが、今から15年、20年くらい前まではニュースは新聞かテレビで知るのが当たり前の時代であった。
社会人になって間もない まだ20代半ばだった頃、当時の先輩から、「新聞やテレビのニュースで取り上げられることは知ってないとこの仕事は務まらんで。税法や会計の知識だけでは顧問先の経営者は満足しないし、深い話には入っていけないしな」とニュースの重要性を教えられた。
それ以来、新聞はもちろんのこと、仕事から帰ってからかこの久米さんがキャスターを務めるの『ニュースステーション』を毎晩のように見ていた。
(ここからは年代的に若い方は話についていけないかも)
この少し前までは木村太郎さんの『ニュースセンター9時』(NHK)という番組がニュースの王道のような感じであったが、この『ニュースステーション』が始まり、堅いニュースという番組を少しショー化というかバラエティー番組のように楽しめる型破りのニュース番組にしていったのがこの久米さんであり、この久米さんのキャラクターがあってのこの番組でもあったように思う。
当時ニュースは堅いものとして考えていた私にとっては久米さんはニュースキャスターとしてはちょっとチャラくて最初のうちはあまり好きになれなかった。
その後、私が独立開業した2007年にはこの番組は既に終わっていたし、開業当初で毎晩遅くまで仕事をしていて家に帰って晩ご飯を食べながら見ていたのが筑紫哲也さんの『NEWS23』というニュース番組であった。
筑紫さんも久米さんとは違うキャラクターではあったが、世の中や国民が変だぞという時にはずばっとものを言う点においては当時は私のお気に入りのキャスターであった。
私はこの筑紫さんが『NEWS23』を降板されて半年後に亡くなられたと聞いたときには、開業当初 事務所の経営もなかなか軌道に乗らず暗中模索の状況に中で毎晩 夕食を共にした?人だったということもあり大変ショックを受けたのを覚えている。
今回の久米さんの訃報を聞いて、まず頭に浮かんだのが当時ニュースキャスターの双璧のもう一人の筑紫さんであった。
今日のタイトルの【久米宏も死んだ】の「も」は、実はこのコーナーで過去において【筑紫哲哉が死んだ】というのを綴ったことを覚えていて、今日古い分を見てみると確かに【No71:筑紫哲也が死んだ】(2008/11/09)というのが出てきた。
今日は思い出話のようになったが、以前のニュースキャスターはもっと威厳あり、最近はあまり見かけなくなった鳥越俊太郎さんもシャキッとしたところに何とも引かれるものがあった。
私自身ニュース番組やそのキャスターの堅さに惹かれてはいるが、このニュース独時の堅さをぶっ壊したのは、今日の最初にも述べたように紛れもなく今回亡くなった久米さんであろう。
今ではスマホやパソコンにニュースが瞬時に飛び込んでくるので、今日私が言ったようなニュース番組の重さや楽しさを分かってくれる人がどれくらいいるんだろうかな なんて思ってしまった。
こういったことだけ考えても時代は大きく変わったなと認識せざるを得ないという今の世の中の状況である。
今日の話 どれくらいの人が付いてこれましたか? 60代以上の人ですかね、せいぜい下げても55歳くらいまでの人でしょうね。
今日も思い出にふけってしまいました、お許しを。
火曜日あたりから寒くなりそうですので みなさまお気をつけて・・。
私は一番寒くなりそうな木曜日に日本海の方まで出張です。大雪にならなければいいんですがね。

