義務付けられているといっても罰則規定がないので、一般の人からすれば「果たして意味あるの?」と思われるかもしれないが、私の周りのほとんどの税理士は何とかこの研修時間をクリアしようと努力している。
この制度の狙いは「専門的な知識を維持し、クライアント等の相談に対して適正な指導を行う」ことにあるようだが、私はそこまで深く考えて研修会を受講したことはなく、自分が税理士として取り残されないように、また 新しい税制を認知してなくて顧問先に損害を与えるようなことにならないように という保守的な思いから受講しているというのが本音のところである。
罰則のない義務規定とはいっても、どうしても受講できない時には確か「受講できない旨の理由書」を提出する必要があったように思う。
というのも私も平成24年にこの制度が義務化される前ではあったが、開業した年(平成19年)に事務所の業務に追われ、研修会どころではなかっので36時間に達することができず、この理由書を提出した記憶がある。
研修のスタイルは対面型だけではなく、オンライン研修も増え、遠方での研修会を同時に つまりライブ配信する形のもの あるいは受講者の都合のいい時間に受講できるマルチメディア研修もあり、研修のスタイルもコロナ禍以降多様化し、これは他の団体や職域でも同じ傾向が進んできているように思う。
ただ、研修時間を稼ぐために興味もないというか、自分にとってあまり必要でない研修を受けるのは時間の無駄でもあるし、オンラインの研修のように目の前に講師のいない研修はなかなか身が入らないので、できるだけ現地に出向いて対面式の研修を受講するようにしている。
この歳になるとついつい「必要なものならしっかりと押さえておきたい」という気持ちが今まで以上に働くというのは、自分で言うのもなんだが一定の年齢に達した者の”欲”なのかもしれないなって思ってしまう。
それは仮に途中でウトウトしていて記憶に残っていないページがあったとしても・・、ですよ。
受講は基本的には京都市内で、たまに大阪まで行くこともあるが、いくらいい研修だからといって さすがにわざわざ東京など遠方まで出向くことはない。
内容や講師に興味のあった今回の研修は実は京都でも開催されていたが、その日は仕事での先約があり受講ができなかったので、1週間前に同じ内容のものが開催されていた神戸まで足を運んで受講してきた。
ここでは研修内容に触れることはしないが、会場はJR神戸駅から徒歩5分程の所にある湊川神社内の楠公会館という立派なホールであった。
後から調べるとこの神社は神戸では1、2を争う有名な神社のようで、想像していたよりずっと立派な神社だったので研修前に10分程の空き時間を利用してお参りもしてきた。
神戸に来るのも久しぶりだし、神戸といえばついつい三宮や元町に行ってしまうが、その先の神戸駅のすぐそばにこんな所があったんだということで、こうして知らないところに研修に来てちょっと立ち寄るのも悪くはないなとも思った。
ただ、こんなことができるのって1年のうちに1回あるかどうかで、次はいつになることやらと思いながら研修後は足早に会場を後にして電車に飛び乗った。
以前も姫路で研修があった時に目の前にあった姫路城に多くの観光客が吸い込まれていくのを何とも羨ましい気持ちで見ながら姫路駅の改札まで走って行ったことがあった。
今日は税理士の認定研修の話で始まったが、これまで行きたかった所へ休日を利用してちょっと出かけることも実行に移してみたいと思わせた今回の神戸での研修であった。
こういった気持ちの切り替えも必要ですよね、休日 空いた時間があると家に籠ってばかりいないで。
今、時間がとれたら行きたい所と言えば、かつては”乗り鉄”だったこともあり京都鉄道博物館と もう一つは少し時間がかかるが行ったことがない世界遺産のひとつである奈良の法隆寺に行ってみたいと思っている。
奈良も大仏周辺は何度も行っているんですが、それ以外の所にはほとんど行っていないので。
こんなことを言っていますがこの”夢”っていつ実現するんでしょうかね?
いや〜、「実現しないのが夢なんです」なんてならないようにしたいものです。充実した日々を送るためにも。

