転勤で勤務地が変わったり、社内の異動で販売する物が変わるような営業職の人なんかは、今回のテーマの引き出しが多いかどうかがその人の仕事ぶりに大きな影響を与えるのではないかという気がする。
実は一カ月ほど前の日経新聞に「引き出しの多いプロフェッショナルでありたい」というPCAの一面広告があり、朝の早い時間であったがこの言葉が私の頭の中にグサッと突き刺さった。
この時、若い頃(たぶん30歳位かな?)に仕事のできる先輩から、「税務や会計の知識だけでこの仕事はできないし、すぐに身につけろとは言わんけどいろいろな分野のことがわかっていないとお客さん(顧問先)のニーズには応えられへんで」と言われたことを思い出し、今回の新聞広告はこういうことを言ってるんだなと思ったのと、「引き出しの多いプロフェッショナルでありたい」いうなんともかっこいい言葉に惹かれるものがあった。
前回、家の自分の部屋の後片付けの話を綴ったが、この時 時間があれば読みたいなと思って本屋やネットで買った埋もれていた本が何冊も出てきた。その多くはこんなの読みたいなという興味のある分野のもので ほとんどが仕事には直接関係のない本であった。
若ければ将来のためにもこういった引き出しを増やすにもっと熱心にならないといけないのかなとも思ったが、いやいあ私もまだまだもう一度 引き出しを増やすことに挑んでみようとも思った。なぜなら人と話をしていて、知らないことが本当にたくさんあるし、こんなことを書いているとなんだか久しぶりにもっといろんなことを知りたいという気持ちが湧いてきた、ええ年して。
でも、こんな偉そうなことを言っても半年後、一年後に残念ながら何もしていなかったという自分の姿も想像できるが、まあこう思うだけでも意味があるのかもしれないし、先週 部屋の片づけをして読みたい本をたくさん見つけたこともこんなことを考えるきっかけになったように思う。
それにしても便利になりましたよね今の時代って、スマホっていう万能事典代わりのものがあり、調べたいことがすぐさま調べられるので・・。
毎朝 新聞を読むときもちょっと頭に引っかかることがあればすぐさまスマホを開いて調べられるのは確かに便利であるが、毎朝こんなことをしていると朝刊2誌を読み終えるのに1時間近くかかって、気がつけば7時過ぎになっていることもしばしば。
以前は朝刊が休みの日は何か物足りなかったが、今は休みの日は朝の時間を別のことに使えるので この時間が浮いてホッとすることもある。
最後にこんなことを言うとカミさんに怒られるかもしれないが、GWの最終日に私が2階の自分の部屋から着なくなった服を廃棄用の袋に入れて玄関前に運んでいくと カミさんもそれに気付いたのか1階の自分の部屋やリビングに置きっぱなしになっている物の中で何やら捨てるものを選別し、袋に詰め込んでいた。
部屋がきれいになるとちょっとしたゴミでも気になってしまい 拾って捨てるという行動をすかさず起こすから人間って不思議なものである。ただ 問題はこの“きれいな状態”がいつまで続くかということなんですが・・。
あまり美化にこだわり過ぎずに無理せずに日々過ごしていきましょう、またいつかは元のようになってしまいますから・・。
明日は午後から大学の陸上部のOB会総会と新入生歓迎会が京都のホテルであるので、今回は久しぶりに土曜日に仕上げられた。
今週は5月5日(月)に続いて2回目なんですよ、すごっ・・・。