この場で関税問題を捉えるほど私がこの問題について精通しているわけではないし、ここで何かをいったところで風向きが変わるわけではないので中味には入っていかないが、今日はちょっと違う観点からこの会談で気になったことを綴ってみる。
トランプ大統領との会談に臨んだ赤沢大臣の映像で気になる点があり、これから言うことは、「廣井さん 妙なこと言うんやな」とか「しょうもないこと言うな」と思われるかもしれないので興味のある人だけこの後 続けて読んでください。
前置きが長くなってしまったが、私が今日取り上げたいのは赤沢大臣のスーツの胸に付けられていたバッジの数である。 いくつ付いていたか見られましたか?
4つ付いていました。このうち国会議員のバッヂと北朝鮮拉致被害者を救う会のブルーのバッヂは見慣れているのですぐ分かった。
他の2つは調べていないのでわからないままであるが、いくら何でも多すぎませんか、米国大統領と重要案件の会談に臨む場としては。
この時のトランプ大統領は分かりやすいアメリカ合衆国の国旗を描いたバッヂ一つだけで、「私はアメリカの代表である大統領です」とこのバッヂで自分の立場を表明していることが一目瞭然で相手に伝わってくる。
日本の国会議員バッヂ以外のものも一つ一つには非常に重要な意味合いがあり、重みのあるものであるのだろうということは想像がつくが、これだけ付けるとそれぞれの意味合いが薄れてくるような気がするのは私だけなのでしょうか。
それぞれに深い意味合いがあると思うのでそれぞれのバッヂを否定するつもりは毛頭ないが、その時々によってつけるバッヂを付け替えるくらいの配慮や狙いがあってもいいようにも思う。
こんなこと綴っていて自分っていったい何者? 偉そうに大臣の身なりに対して勝手なコメントをしていいのかな? なんて思うが、このバッヂの数こそが日本の置かれている厳しい立場を物語っているように思えてくる。これだけ気を使わないといけない相手や多方面の主義主張に目を向けないといけないということでしょうから。
よく 一定の期間だけ社章の横に赤い羽根をつけたり、ピンクリボンのものをつけているのを見かけることはあるし、数年前からは経営者がSDGsの17色の丸いものをつけているのを見かけることあるがこれくらいならはっきり言って分かりやすい。
私自身があまりバッヂを好まない方なのでこんな勝手な発想を持ってしまうかもしれないが、今回の件は個人的に気になったのでこの場で述べさせてもらった。
日本の国益を守るために国の代表として会談に臨んだのであれば、例の議員バッヂの上に、日本の国旗をあしらったものをつけていたら重みもあり格好よかったなんて思うのは変でしょうか。
みなさん一度この映像を見て感想を聞かせてください。