2025年02月02日

No.917:時間を守れる人と守れない人の違いは?

 私の中では時間厳守って特別なことではなく、当たり前のマナーなのでこんな場であえて取り上げなくてもいいのだが、やはり時間を守れる人とそうでない人が世の中にいるようである。
 予想し難い交通渋滞や突然のトラブルによる公共交通機関の乱れの場合にはやむを得ないと思うが、特にアクシデントもないのに約束の場所に遅れてくるというのは、相手に失礼というより、最初に「すみません、お待たせしまして」ということから面談がスタートすることにどんな思いを抱いておられるのか聞きたくなることがある。
 定期的に面談する方の中に常々大変お忙しい方がいらっしゃって、いつもなかなか時間どおりにはお越しにならないので、定例の19時というのをご本人は「19時でも大丈夫です」とおっしゃるが、こちらが気を利かせて「お忙しいようなので少し余裕を持たせて次回からは19時30分」にいう約束にしたところ、やはり19時の約束の時と同じようにほぼ毎回10分後の19時40分に来られる。
 私は特に怒るわけでもないし、毎度のことなのでそれほど気にならなくなってきているが、この人の約束時間って一体何を指すんだろう なんて意地悪なことも考えてしまう。
 物事を頼んだりお願いする時や重要な商談の時、特に初対面の人と会う場合 さすがに遅刻する人はないと思うが、何事もまずは最初の印象って非常に大事なことだと思う。
 ただ 面談先の会社を訪問する時、予定より3〜5分早く着くくらいなら許容範囲であろうが、「少し早く着きそうですがいいですか」という事前の断りもなく、10分以上早く訪問するというのは相手様の準備もあり、これはこれで少し失礼なことのように思う。

 私は面談場所に遅れていくというのは大きなアクシデントでもない限り、絶対とまではいわないがほとんどない。それは約束の時間を守るというのは何よりも重要なことと思っているからなのであろう。
 ただ こんなことを確実に実行するのは結構 大変で、そのために無駄なこともたくさんしている。
 「無駄なことって 何?」 と思う人もあると思うが、それは車の場合には行先のよっては渋滞による遅延を多少多めに見積もったり、電車も万が一の乗り違い(初めての訪問先ならなおさらであるが)が起こることも想定しながら動くので、何事もなくスムーズに動けた場合、結構 空き時間ができてしまうことがあり、行先によってはその時間が30分近くになることもある。
 ただ 実はこの30分が私にとっての自由時間みたいなもので、本を読んだり、スマホで調べものをしたり、その目的地の周辺を歩いて、あるいは車で回ることによってその会社やクリニック、時には開業予定地の周辺調査ができ、この動きが後々役に立つこともある。
 車で2時間近くかかる顧問先を訪問する時は、30分くらいの時間の幅を活かすために車の中には読みたい軽めの本がいつも2、3冊 移動図書館のように置いてあるので退屈することはまずない。

 実は先日 東京にいる次男が勤務先のトップに同行して外出する時に、自分が事前に調べていた電車の時間よりも2本分ほど早く、「廣井君、そろそろ行こか」と言われた時には慌てたと言っていたが、話の最後(オチ)は「世の中にお父さんよりせっかちな人がいてびっくりしたわ」ということであった。
 余談ですが、“せっかち”のことを少しだけ意味の違いはあるにせよ“イラチ”という言い方をすることもありますが、この“イラチ”って関西弁って知ってました?
 今度 東京の人と話をする時に聞いてみよ!
posted by ヒロイ at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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