2025年01月05日

No.913:人生の教科書

 今年初めてと思いきや そう言えば元旦に新年の挨拶として、事務所の年賀状を張り付けていたので、新年2回目です。
 みなさんはどんなお正月でしたか?
 私は9連休だったので最初の2日だけは近場に出かけたが、あとは歩いて近く神社へ初詣に行ったのと、年始に東京から帰ってきた次男と、そして昨日 和歌山の長女一家と食事に行ったくらいで、それ以外はほとんど自宅のリビングか自分の部屋に籠っていた。
 時間ができたら読みたいな、目を通したいなとか思っていた本や資料が私の部屋に積まれていたが(中には1年近く)、こういったものを読む時間がいつになくしっかりとれたのは、9日間 ほとんど外部との接触がない休暇だったということも大きかったように思う。
 そのお陰もあって 山積み状態が低い山になり私の部屋も多少なりとも整理ができた感があるが、これから繁忙期に入るので、「また時間がある時に読もう」という本が3月末くらいまで積まれていきそうである。

 私は年賀状をまだ出し続けているが、“年賀状じまい”という人も徐々に増えてきて、今年も数名の方からそういった添え書きのあるものをいただいた。
 このことに関しては本当に各人の自由で以前から返事が来ない人でも 年一度のあいさつ代わりに出している人もいるので、人それぞれの考えで出す、出さないは決めていけばそれはそれでいいのかなと思っていいる。
 前の職場でいっしょに仕事をしていた同年代の女性からの年賀状には、このブログを楽しみにしているということに加えて、「共感することも多いです」と書かれており、こういったのを見ると単純なもので「もう少し続けようか」なんては励みになったりしている。
 あと 私がまだ20代だった頃、私の部下という形でいっしょに仕事をしていた当時 高校新卒だった女性からの年賀状には、「子供は就職し、私は元日から働いています」と書いてあったのには、何の仕事をしているんだろう? 正月から仕事なんて と思ってしまった。

 毎年のことではあるがテレビは正月ならではの番組がほとんどで、元プロ野球が「野球人生ってどうでした」という問いかけに対して、すかさず「野球は人生の教科書です」と答えていたが、箱根駅伝を走った選手たちも20歳前後の若者とはいえ もしかすると同じように「箱根駅伝は人生の教科書です」という人も何人かいるのかもしれない。
 この「○○が人生の教科書」なんて言えるものがあるなんてすごいなと思うし、これって野球や箱根駅伝で活躍したことだけでなく、それまで一つのことに打ち込んだからこそ、その過程がその人の考え方を変えり、人生の根幹となるようなものが出来上がっていったのであろう。
 この歳になって人生の教科書を持ち合わせていない自分に多少恥ずかしさも感じるが、私がまだ小さい頃 親父が晩酌しながらの会話の中で、何回か言っていたいくつかの言葉がいまだに私の頭に残っているが、これが私にとっての教科書みたいなものかな思ってしまった。
 「人に迷惑をかけない」、「いつまでもあると思うな親と金」、あと商売をしていたので「損して得取れ」というのもよく言っていた。
 実はこんなこと久しぶりに思い出したが、これも今日のテーマを決めた後、自分を振り返ることになり、親には大変申し訳ないが数ヵ月ぶりに遠い墓で眠る親のことを思いをはせた。
 最後は妙な展開になってしまったが、年の初めに多少なりとも目が覚めるような終わり方ができてよかった。

 多くの方と同じように私も明日から仕事です。今回のように長い休みの後ってきついですが・・。
posted by ヒロイ at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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