転職と言っても多くの場合、今までしていた仕事と関連のある仕事で、今までの経験を活かして転職するケースが多いのかもしれないが、全く違う分野への仕事に新たにチャレンジする人もいるのが今の転職事情であろう。
先日 面談した勤務医の先生も大学の工学部を卒業された後、(理由まで聞けていないが)「医者になろう」と思われて 医学部へ入り直して医師になられたということで、一度別の仕事をされていたのでこの方も転職組の一人であろう。
もちろん医者なんて なろうと思っても受験・合格という関門を通過できないと実現しないが、この方はそれをやってのけられたということで、一般人ではそれはなかなかできないことを成し遂げられている。
今日 たまたまネットニュースで野球選手の引退会見のことが載っていたが、18歳から15年間 野球一筋、これから何の仕事をするにしても野球以外の仕事であれば俗にいう新米であるし、家族がいれば一家が食べていかないといけないという非常に厳しい現実が待ち受けているかもしれない。
コーチなど野球関連の仕事に就けるのはほんの一握りで、これから先 何していこうかといろいろな考えが頭に浮かぶはずである。
一昔前であれば、40前で再スタートというのはなかなか厳しいものがあったが、今の時代多くの人が70歳位まで仕事をすると考えれば35歳までの転職は仮に全く新しい分野に進んだとしてもまだ30年以上 仕事をする期間は残されているので決して遅いスタートではない。
ただ 今の時代、転職について華やかな捉え方もあるが、そう簡単なものではない。ただ、まじめに取り組めば何とかものにできる仕事にたどり着けるであろう。
友人を含め、私の周りにも転職した人は何人もいるが、うまくいっているのは真面目、勤勉 以外に・・あと一つの共通の要素が頭に浮かぶ。
話しやすさや人の良さなど人柄というのも大切な要素かもしれないが、転職した人の顔を思い浮かべてみるとお金の管理がきちんとできる人が結構うまくいっているように思う。
前職で桁の大きな金額を扱っていたり、お付き合いの費用もかなりの額であったりした人が転職後も前職での金銭感覚を引きずりながらいる人はどこかでいき詰まっている例がいくつかある。
お金に細かい人が決していいというわけではなく、やはり身の丈に合ったお金の使い方、つまり現在の自分の状況にあった金銭感覚を持った人なら何するにしても大きな心配もなく、結果としてはうまくいっているように思うし、これは転職という土俵だけでなく、何をするにも大切なことであろう。
たまに顧問先の収支を見ていて、まだこんな収入なのにそんな高い物(具体的には車なんですが)買うの?と思うことがある。
私はこういう風に思ったことをすぐに口にしてしまうので煙たがられるのかもしれないが、行動の順序が違うんじゃない と思えてくる。
何か転職の話から少し違う方向に行ってしまったが、やはり身の丈に合った金銭感覚が一番大切なことのように思う。
でも財布のひもって締めすぎても、緩めすぎてもいけないし、お金のことは程よいっていうのが難しいですね。
なんでこんな話の流れになったのかもう一度 文章をもとに戻って読み直してみると、野球選手が今までの1/10か1/100の生活費でやっていけるのかなっていのうのが一番心配であり、きついことなんだろうなと思ったからなんです。
まとまりが悪くてすみません。
明日も休みです、みんな楽しいことしてますか?