仕事で外出する機会が多いので夏の暑さは身体に堪えるが、私は実は密かに夏は好きな季節なんです。
今どきの子供たちは夏休みが始まると同時に塾の夏期講習がスタートし、勉強の夏も始まるようだが、私が子供の頃はただひたすら遊ぶための夏休みだったように思う。
小学校低学年の頃は、最後の数日間 とは言っても実質は8月28日くらいから2、3日だけで7月20日以降のカレンダーを見て1カ月前のことを思い出しながら絵日記をまとめて書いたこもあったし、せみ取り、魚とり、海水浴、そして近くの公園で野球、後はいくつかの夏祭りと楽しいことずくめだったので、大人になってからもその頃のことが頭に染み込んでいるからなのか、暑い夏がやってくると自然と気分が解放的になる。
少年野球を始めた小学6年から中学3年までの4年間は野球、高校1年から大学4年までの7年間は陸上と 夏休みはほとんどをクラブ活動につぎ込んでいたので本格的に運動をしだしてからはなかなか自由な時間はなかったが、厳しいながらも今から思えばこれはこれで結構楽しい時間であった。
若い頃にはこんな経験しかないので、夏=解放的=楽しい ということでどんなに暑くても 夏と聞くだけでついついワクワしてしまう。
また30代半ばからは、これに甲子園での高校野球観戦という楽しみを得たので、スポーツを “する” のではなく “観る”楽しみの方へ変わっていき、これも年に一回の夏ならではの楽しみである。
高校野球は春には選抜もあるが、実は春の甲子園には今まで2回しか行ったことがない。やはり甲子園は夏 というのが私の体に染みついているからなのであろうか。
とは言っても明日からは暑さの中で外出し へばってしまうかもしれないが、今年の夏は甲子園以外にパリオリンピックも加わるのでこれから1カ月はスポーツの力も借りながら 夏を乗り切っていきたいと思っている。
昨日は相続の仕事でのヤマ場である親族が集まっての遺産分割の話し合い、今日は大阪でクリニックの新規開業前のスタッフ採用面談となかなか中身の濃い2日間であったが、夕方前には家に帰ってきたので今 身体を冷やしているところである。
やっと梅雨が明けたのでいよいよ夏本番であるが、避けたい夏ではなく、楽しむ夏としたいものである。
とはいっても明日からとんでもない暑さになるんでしょうね。ちょっと怖いですが。
今日は「雑感:夏への想い」 お付き合いいただきありがとうございます。