2024年07月15日

No.889:覚えていますか ? コロナの真っただ中だった頃のことを

 事務所は今日まで3連休であるが どこかへ出かける予定もないので、やり残した仕事に少しだけ手を付けてきりをつけた後、所狭しと積み上げられた書類の入ったファイルの整理をしていると何とも懐かしい資料が目に飛び込んできた。
 中を開けるとそのファイルに入っている書類には皆様も見覚えのある次のようなことが書かれていた(一部抜粋) 。

○京都府を含む13の都道府県は「特別警戒都道府県」として、継続して外出の自粛が求められています(2020/05/06)
○事務所への出社はシフト制とし、出社日以外は在宅勤務で、基本的には週2〜3日の出社予定・・・・
○申告所得税の期限は延長され令和2年4月16日[通常は3月16日(月)]
○小学校休業等対応補助金、雇用調整助成金の申請ができる
○コロナの影響を一定以上受けた場合、無担保、無利息で融資が受けられる
○2021年1月14日〜2月7日まで京都府、大阪府、兵庫県に緊急事態宣言が発出
○来客時の対応はマスク着用、飲み物の提供は自粛
○直接 対面の打ち合わせは避け、テレビ(Web)会議の推進を
○資料のやり取りは面談形式ではなく郵送またはメールで
○売上が50%以上減少している場合には固定資産税は全額免除
○売上(収入)50%以上減少した場合、法人は200万円、個人事業主は100万円の現金給付
○(税理士協同組合からのチラシ) 図書の販売・・対面販売の中止
 その他・・・・・

 その頃は上記以外に飲食店を中心に営業停止に追い込まれ、事務所の近くの京都ブライトンホテルも【休館中】の看板が玄関前に置かれひっそりとした状態が続いていた。
 スポーツの方では無観客試合もあったし、この年の高校野球・甲子園とインターハイは中止に追い込まれた。
 またスポーツの世界では、実は今の状態になる前 しばらくの間 声だし応募禁止というのもあった。

 ファイルの中の書類を整理して廃棄しようとしただけなのにそこに書かれていものは今となっては何とも懐かしい内容ばかりであり、こんな記事が次から次へと目に飛び込んできたので、サッと捨てるわけにはいかず廃棄作業の途中でついつい読み入ってしまった。
 今思うと二度と訪れて欲しくない暗く重い “暗黒”と言っていいような期間であったが、よくぞここまで世の中が回復したなと少しだけ感慨深くなったりもした。
 あれから4年。コロナを含め各種感染症の心配がなくなったわけではないが、このコロナを経て我々の住む世界も随分と変化した。
 日本国民だけでなく、世界中の人たちにとって言葉には言い表せないほど大変であったが、今の状態に慣れてくると段々 ”コロナ後”なんていう言い方はしなくなるのであろう。
 今やコロナから4年が経過し大きく変わりつつある状況の中で、日々の生活や仕事をする上では何とかこの変化に乗り遅れないようにしないといけないし、そのためには今まで以上に労力だけでなく気力も必要となってきている。
 コロナがなければ10年〜15年の間に起こるべき変化が この3、4年で起こった感じがするし、これは皆さんも一様に感じていることであろう。
 何度も繰り返すが、世の中は今までにないスピードで動いていることだけは間違いない。

 コロナに関する書類をサッと捨てられなかった私の気持ち 少しだけでもわかってもらえたらと思って長々と綴ってしまいました。
posted by ヒロイ at 08:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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