2022年06月05日

No.782:タクシーが走っていない?

 京都市内ならいつでもどこでもタクシーに乗れるというか、つかまえられるというのが今まで当たり前のことであったが、最近 京都市内を走るタクシーがめっきり減ったように思う。
 私も以前は行く先に駐車場がなかったり、駅から離れた場所へ行く時で時間がないような時にはついつい手を上げて乗ることもあった。
 ただ、最近は顧問先を訪問する以外の用事はめっきり減ったし、中でも会食なんていうのはこの2年近く全くなくなってしまったが、これは私だけでなくほとんどの人に言えることであろう。
 乗降客の多い駅、それに観光地等ではタクシーが列を作っているのを見かけるが、それとてコロナ前のような長い列ではなくほんの数台だけという時もあり、やはりタクシーそのものが減っている感じがする。

 最近、こんな光景も見かけた。
 朝の8時頃 北大路通で左手に赤ん坊を抱え、右手に折りたたんだベビーカーを持った若いお母さんがタクシーを探しているがタクシーそのものが走っていない。やっとタクシーが遠くに見えたのでベビーカーを持ったままの右手を必死に上げようとしたが、そのタクシーはお客さんが乗っていたので速度を落とすことなくそのお母さんの前を通り過ぎていった。
 そうこうしているうちに反対側車線で信号待ちをしていた私の方の車が流れ出したのでその後はどうなったか見届けることはできなかった。
 あと、今出川通でも大きな荷物を抱えたおばあさんがタクシーを待っている姿があったが、こちらも昼過ぎだというのにタクシーがほとんど走っていなくて、停めて乗る以前にタクシーが見つからない。
 コロナ前は夜 8時過ぎに自分の車で事務所を出る時に、空車のタクシーがお客さんを探すようにノロノロと走っているのをよく見かけたが、ここのところ それすらほとんど見かけなくなってしまった。
 4月の終わり頃、出町柳駅まで行くのに久しぶりにタクシーに乗った時に運転手さんが、低い声で「コロナで去っていった乗務員(運転手)が戻ってこないんです。戻ってきたところで安い賃金ですし、今や全く魅力のない仕事になってしまいました。若い頃は平均的なサラリーマン以上に稼げたし、コロナの前も日本人観光客と海外からのお客さん、それに修学旅行と休む暇がないくらいになっていたんですがね・・。」とぼやいておられた。
 静かになったというか、街が落ち着いてきた状態は地元の者にとっては住みやすい街になった感じはするが、このままでは国の財政も京都の財政も、そして国民の懐も厳しい状態から脱することすらできないのだろう。
 ある雑誌には「タクシーの乗務員は将来が見通せないとして3割が転職済み」なんて書いてあったが、少し景気が持ち直したり、観光客が戻ってきたからといって そう簡単にはタクシー運転手は戻ってこないのだろう。
 でも、観光都市である京都にはなくてはならない職業と思うんですが。

 仕事で地方都市へ行っても小さな町だとローカル線の駅前には、「タクシーをご利用の方はこちらまで」と車は停まっていない駐車場に電話番号が書かれた看板が立てかけてある。

 たかがタクシー、されどタクシーではあるが、なくてはならないものであるし、今まで当たり前のようにつかまえることができたのが そうはいかなくなったことに不便さ感じているのは私だけではないはず。
 お年寄りの中には病院への通院に必要とされている方もあろうかと思うが、乗りたい時にすぐには乗れないタクシーになってしまったことにコロナから始まった社会構造の変化に直面しているなと感じてしまう。
 街がごみごみして混雑していなという点では、人出の少ないのはいい面もあるが、本当にもうあの頃には戻らないんかなという 別意味での不安もあ。
 さあ、これから先 どうなるんでしょうね。
*今日はたまたま私の車の前に空車のタクシーが2台走っていました。
posted by ヒロイ at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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