2022年02月06日

No767:“言っても無駄な人”にならないためにも

「あの人何言っても無駄やで」と思う人 みなさんの周りにはいませんか?
 こんなこと言っている私も他の人からそう思われていないとも限らないし、特に先輩や上司、ましてや経営者ともなれば周りの人の本当の気持ち、つまり本音というのはなかなか本人の耳には届きにくいものである。

 企業規模の大小に関わらずトップは人の意見に惑わされることなく、自分の考えで信念を曲げずに走らないといけない局面もあると思うし、時には相談する時間的余程もなく、即 決断を求められることだってある。
 私は自分自身も含め4人で事務所を立ち上げたが、今となって思うと人の仕事ぶりや考え方がきちんと把握できるのは普通の人なら5、6人までで、余程そういった能力に長けている人であってもきちんと把握できるのはせいぜい10人くらいまでかと思われる。
 私自身 一人で全ての舵取りができるほどの能力もなければ、自信もないというのが正直なところで、そういう意味での限界は早くから感じていたので、当初は2人、今は3人で1週間に1回 幹部会なる事務所運営の打ち合わせの機会を設けている。
 もちろんそこで全てスタッフの意見が汲み取られているかというとそうではないと思うが、私一人で考えるよりはこうして複数の者で議論する方がずっといい組織が作れるように思う。

 全ての人の意見や気持ちを理解でき、みんなの希望を叶えてあげられたらそれにこしたことはないが、全体の調和、そして経営的な観点から取り入れられないことだっていくつもある。
 まだまだこの場で伝えたいことはいろいろとあるが、「あの人は聞く耳持ってない人やし、言うだけ損」とか、「あの人 昔はもっと話のわかる人だったのにな」と思われないようにすることが、経営者にとっては重要なことのように思うし、開かれた組織の方がきっと長続きすると思う。
 各人が抱える悩みは当然解決することが必要だとは思うが、今までの経験では 事務所内でも顧問先の経営者からの聞いた話においても、まず いろいろと考えているの話や悩みを聞いたり、意見を言う場があるということが重要のようである。
 これは職場だけでなく家庭内でもいえることであろうし、今回は自省の意味も込めてこんな内容になってしまっている。 
 振り返ってみると、今まで仕事でも仕事以外のことでも、「あんたの言うこと聞いても意味ないし」と言われたこともあるし、「もうええ、うるさい」と半ば切れられたことは仕事上でのことも含め一度や二度ではないが、そう言われた人には自然と距離をとってしまい、それ以降 絶対に近づいたりしませんものね、あれだけのこと言われたのだから当然でしょうし。
 まあ、今ではそういう人とはお付き合いが続いていないし、もし 心当たりのある人がこれを読んでいたらどうしようとも思ったが、そんな人 読んでるわけないですよね 私のブログなんて。
 まあ、気にせず今日はこのへんで終わりにしよ。これ以上続けるとつまらぬ愚痴を言ってしまいそうなので。
posted by ヒロイ at 20:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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