2021年04月11日

No725:別れ際、いや”帰り際”の一言

 なんか妙なタイトルで彼や彼女と別れる時の最後の言葉のことかなと思っておられる方もいるかもしれないが、残念ながら今回は仕事で出向いた先で帰る時の掛けられる一言が、帰って行く者にとって、随分 気持ちに差が出るなという話である。

 コロナの影響は業種、あるいは開業医の診療科目よって差はあるものの ほとんどの顧問先は経営状況が悪化している。
 顧問先の訪問時には月次の定例業務の他に、最近はこの厳しい状況をどのようにして乗り切っていくのか、資金繰りは大丈夫か、それに支援金や補助金の申請方法など相談内容は今までになく多岐にわたっている。
 いろいろな話が終わった後、帰り際には一言 声を掛けられるが、ある経営者は最近 業績が低迷気味である中、「本当にいろいろな方策を示していただきありがとうございます。今日は力をもらいました、明日から何とか前向きに頑張ります。下を向いていても何一つ解決しませんから。」と 最後にこちらが励まされるような言葉を口にして見送ってくださる。
 また、あるクリニックの院長夫人は、「厳しい状況が続いて、なかなか出口が見えませんが、地道にコツコツとがんばっていきます。まだ、ぜいたくしなければやっていけます、今の世の中もっともっと大変な方もたくさんいらっしゃるでしょうし。これからもバックアップお願いいたしますね。」と、この方の場合にもどちらが励まされているんやろと思わず胸が熱くなる帰り際であった。
 又、中には寒い日でも外で私の車が見えなくなるまで見送ってくださる奥様もある。
 こんな帰り際のことだけで顧問先のことを判断するわけではないが、やはりそこには熱い想いがあり、こちらも思わず「なんとしてでも」とか、「何とか救うぞ」なんて想いになってくるものである。
 訪問した時にある経営者は、私への質問をいくつもメモに書き留めておられ、1から順番に聞いてこられるが、これはこれで嫌な話ではなく、私の面談を心待ちにされていたという想いが伝わってきて、ある意味 訪問のし甲斐があるということである。

 ただ、逆に?が付く顧問先がないわけではない。
 訪問した時、いつでも機嫌が悪く、従業員の不満から始まって、お客(患者)への不満、そして最後には税理士(事務所)への一言(褒められたことはほとんどない)で締められる。
 この顧問先については、今まで当事務所としては手を抜いたことなど一度もなく、どちらかというと他の方よりも気を使いながら、細やかな対応しているつもりなんだが、なぜか当事務所への満足度は低く 感謝の言葉など一度も聞いたことがない。別に感謝の言葉を期待しているわけではないのだが・・。単に波長が合わないのかな? と思う時もあるが、この経営者の心のどこかで税理士に頼っているという気持ちがこちらにも伝わってくるので何とか関係は続けられている (この場でこんなことを書いてはいけないのかも、これを読んでおられたらアウトかも?。でも、こちらには嫌な感情など一つもないし)。
 私もこの顧問先を毎月訪問するわけではないが、こんなことがあると次に行く時にはきっと満足させたり、喜ばせるぞと思って訪問するのだが、なかなか満足の得られる結果にはならず歯がゆい思いが続いている。
 顧問先の方が税理士にどんな思いをぶつけられかは自由だが、お互い気持ちよく仕事をすることって非常に大事なことのように思う。


 私も時と場合によっては当然のことながら顧問先に対して厳しい言葉を発しないといけないこともあるが、そこは双方の“想い”によって その言葉の受けとめ方も随分変わってくるものである。
 気持ちだけで仕事が進められるものでもないことは重々に承知しているが、心穏やかに そしてよい気持ちを持ちながら顧問先の対応や応援ができる そんな税理士でありたいなと思っている。

 最後に話はゴロっと変わるが、今日は12月以降で自分の時間が一番とれた休日であった。
 愛犬ぽぽたんと朝夕各2時間ずつ散歩、読むべき 溜め込んでいた資料に目を通す、簡易な衣替え(第一弾)、そして行きたかった蕎麦屋にも行き(今のご時世 外食がダメだったのかも?)、何と5ヶ月ぶりに念願の休日の昼寝もできた。
 こんな休日こそ、本当にリフレッシュできたと言い切れるし、毎週、こんな休日がとれようになれなと思いながら一日を終えようとしている。
 では、おやすみなさい。
posted by ヒロイ at 23:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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