2020年08月23日

No694:悩まない経営者に明るい光は絶対に見えてこない

 今日も結構刺激の強いタイトルをつけてしまったが、このコロナ禍で多くの経営者が悩み苦しんでいる中、経営に対する姿勢や洞察力(今後を見据えた考え)、それに従業員に対する思いなどは平時より今のような厳しい環境の時の方がかえって経営者としての差が顕著にあらわれるように思う。

 コロナという問題で世間が騒ぎだしてから半年近くが経過していく中で、新型コロナウイルスの感染状況や世の中の動きが好転するのをじっと待っている人もいるし、今回は誰が悪いわけでもなく全世界がコロナに襲われたわけであるから、これを“運”で片付ける人もいる。
 こういった考えも決して間違ったり、歪んでいると言えるものではないが、「何とかならないものなのか」とか「何とか打てる手はないのか、少しでも可能性があれば。」と悩み抜いたうえでいろいろな対応を模索されている経営者もいる。
 最終的に解決に至らなくともこの“悩む”ことが非常に大事で、こんな時 “悩む”ことも経営者としての義務のひとつであろうし、それは決して無駄にはならず、悩んだ分だけ必ず何らかの形で報われるというか、悩んだ分だけ物事が前に進んでいっているように思う。
 この悩んだ人とそうでない人というのは、その差は1年も経てばこれまでの1年以上に大きな差になってくるであろうし、悩みなくして成長なんてあり得ない。
 こういう難しい局面では経営者は次の3つのことに注力することが、難局から這い上がれるポイントのように思う。

@専門的な技術を高めること
・商品のレベルアップ、医療技術の向上、料理の腕前等、自分属する分野の本道にもう一度磨きをかける。最終的には自分が誰よりも優先して選んでもらえるくらい。

A労務管理がきちんとできている
・従業員の協力なくしては何も成し遂げられないと思う。不満や不安がある従業員の意見も顔を背けずに真正面から向き合う。どんな重い話でも逃げては何の解決にもならない。

B事業に関連するあらゆることに関心を持つこと。
・これは好き嫌いを超えてまさにすべてのことに対して、面倒くさがらずにあらゆる情報に目を通し、吸収することである。この中に一つでも二つでも自分の経営に役に立つ話が潜んでいるはずである。

 一人の経営者が@ABの全て成し得るのはなかなか難しいが、できるかどうかということよりもこういったことから逃げない姿勢が大事であるということである。
 中にはこんながっかりするような発言をする経営者もいるので、自分自身の反省も含め掲げておくと(これを読んで気を悪くしている方もいるでしょう、私が実際に耳にした言葉ですから。もし気を悪くされた方がいらしたらお許しください。ごめんなさい)。

・「どうせうちなんかこんなもんでこれ以上伸びないよ。」
・「今の状況は何したっていっしょやし、動くだけ無駄だと思う。」
・「従業員なんていずれ辞めるんやし、必死に守っても仕方ない。」
・「しんどいのは経営者だけや。雇われている身は気楽でええな」

 物事をこのように決めつけてしまえば、開けられる道も開くはずがないが、本来 経営者は従業員が1人でも10人でも100人でもそして1万人であっても常に光のある方へ向かって模索することが求められている。

 経営者自身が自分の非や実力不足を感じたら、こんな時こそ それを素直に認め、次への道を見つけ、絶対に現実逃避をせずに向かっていくことが必要である。
 今、悩んでいない経営者なんてどこを探してもいないはず。悩まない人間には絶対に光は差しませんから。
 最後に経営者は絶対に人のせいにしてはならない。これはすべてにおける鉄則です。
 
 重い話ですが、これくらい真剣に考えないと目の前の難局はそう簡単に乗り越えられないと思います。
 もう一度言います、どんなことも絶対に避けてはなりません。
posted by ヒロイ at 23:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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