2020年05月24日

No681:純粋にうちのスタッフはすごいと思った

 我が事務所もご多分に漏れず4月20日から交代出勤制に基づく在宅勤務と出勤時には時差出勤を導入している。
 どちらも事務所で初めての導入であるだけでなく、社会人になって40年近くにもなる私でさえも初めて経験するものであり、正直 導入前には「大丈夫?」という心配が先に立ったのも事実であるが、これは一経営者の余計な心配でしかなかったことが1ヶ月以上を経過してみてよくわかった。
 結構 “密”なオフィス環境である事務所内で業務をこなすことと公共交通機関での通勤時の“密”を避けることを第一の目的としてスタートし、顧問先への定期訪問もこの時期は移動と面談で生じる“密”を回避するため原則 行わないという方針を私から発した。
 
 顧問先の試算表をはじめとする経営指標の作成、3月決算法人の決算・申告業務、それに助成金や融資等の個別相談と通常月の業務以外に+αの依頼があるにも関わらずほとんど問題なくこなせている。
 コロナ禍で大きな影響を受けている顧問先も多い中、すぐにでも駆けつけて相談に乗る必要のあった一部の顧問先は訪問せざるを得なかったが、基本的には訪問しないという事務所の方針のもと この間を過ごしてきた。ただ、多くの顧問先が難局を乗り切るために事務所の担当者が経営者や院長と電話やメールで連絡を取り合いながらいつも以上にこまめに対応してくれている。
 私が先日 事務所にいる時 たまたま電話をとると、私自身がここしばらく会えていないあるクリニックの院長夫人であったので、現況を聞きながら 『こんな状況で直接会って話もできずに申し訳ございません』と告げると、その院長夫人は『いや〜、こんなことになるとは思ってもいませんでしたが、担当の〇〇さんとは今まで以上に連絡を取り合っていて、今日も2回も相談に乗ってもらっていたところなんです。』と結構 元気のある声で話してこられた。
 他にもよく似た話をいくつか聞き、スタッフの仕事ぶりが目に見えない在宅勤務を少なからず心配していたが、大きなトラブルもなく ここまできていてホッとすると同時に、そんなことを心配していた自分が何ともちっぽけな経営者に思えてきた。
 自宅での業務は事務所内と違っていつでも資料が見られないことや やはり慣れない環境下での業務のため一般的には2割近く業務効率が下がると言われているが、大きな遅れもなく仕事が進んでいるのは事務所のスタッフが“必至こいて”自宅での業務をこなしてくれている結果に他ならない。
 
 今回は前もって準備していたわけでもなく、いきなりこういった状況下に放り出されたわけであるが、この経験や手法は緊急事態宣言が解除された後も各企業(事業所)が今の形態を一部 残しながら、今までとは違った仕事の仕方を考えていかなければならなくなったことを経営者に投げ掛けている。
 前々回にもこの場で綴ったように慣例、慣習なき時代において今までとは比にならないくらい経営者が試される時代に突入しているように思わざるを得ない。

 我が事務所も6月1日(月)からも時差出勤制だけは継続となるが、他は基本的には通常の業務体制に戻すことになっている。その準備段階として、明日からの1週間は一部在宅勤務を残しながらの最後の調整期間となる。

 6月からは世の中がどんな景色になるのかまだ想像がつかない部分もあるが、少しづつ戻っていくのであろう。しかし、3ヶ月に及ぶこの自粛期間の経済の停滞・下降は1年や2年で回復するとは思えず、長期戦でとらえる必要があるだろう。
 個人的には暑くなる中、いつまでマスクをつけていられるのだろうという心配も頭の片隅をかすめている。
 いよいよいつもと全く違った大変な?夏の始まりである。

posted by ヒロイ at 23:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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