2019年09月16日

No646:温かみのある経営者

 税理士という仕事をしていると経営者と直接会って話をする機会は多し、私の場合は開業医である顧問先も多いので院長、つまりお医者さんとも週に6、7人、多い時は15人近く会う週もある。
 そういった中で人間的に厚みのある人だな、こんな人間になりたいなと思うこと度々あり、これは日々仕事をしていて何かしら生きるための研修を受けているような気分になる時もある。
 こういった方の共通点は、人を大事にする、自分を飾らない、嘘をつかない、そして何事においても勉強熱心なことであろう。
    それは私より年上の方だけでなく、中には私より10歳近く若い人の場合もある。
 
 俗にいう“おべんちゃら”を言って、一時的に相手を心地よくさせるというのは対人関係でよくあることだが、こんなことはあっという間に本当の気持ちが分かってしまい、下心見え見えなんていうこともある。
 お客様や患者様は物やサービスの提供と価格がつりあっているかどうかということに着目して行動されるが、従業員が職場を選ぶ基準は当然、賃金が重要な要素であるが、それよりも重要なのは経営者の人柄であるように思う、特に中小企業においては。
 私の顧問先の中でも人の入れ替わりが少なく、非常に定着率のよい会社やクリニックがあるが、そこは決して給与水準が他よりも高いというわけでもなく、やはり居心地のよさであったり、お客様や患者様、そして経営者から自分がどれだけ必要とされているのかという点、そういったことが仕事のやりがいにつながっているのだと思う。

 私もあんな風になりたいと思えるトップの方が何人かいらっしゃるが、そういった方々の顔を思い浮かべると まず、自分より相手ありきという姿勢を貫かれている。ただ、自分が何もかも相手に合わせるというのではなく、「この部分は何よりも大事な所なので、絶対に曲げられない。」という信念のようなものも持っておられる。
 私は雑誌も含め、経営者向けの本に目を通す機会が多いが、こういった実体験はどんな本よりも役に立つものである。
 賞与を渡すとき一人一人に違う内容の感謝のメッセージを綴ったメモを入れられる方。5年10年の節目にはスタッフがいたからこそここまでこれたと いっしょになって食事や旅行を楽しむ方、また、その食事会や旅行には従業員の家族の参加(小さなお子様の場合が多いが)もあり、それはそれは賑やかなものとなる。
 こういったことがお客様や患者様を思いやる気持ちにもつながってくるし、これらはどこのマニュアルにも書いはいない対処法である。トップが口で言うだけでは人は動くものではなく、トップの常日頃の言動をみて、ついていっていい人、間違いのない人と従業員は判断するのであろう。
 私も日々多くの経営者と会うことができる職種なので、いいことはためらわずに取り入れ、こういった魅力的な経営者の真似事から始め、少しでも近づけられたらと思っている。
    いい経営者と会ったり話をしたりした後は本当に充実しきった気持ちで帰路につけるし、「近づきたい」と思って自分にはっぱをかけるきっかけにもなる。
 自分を取り巻く人、日々接する人、これは自分の人生にとっても大きな意味を持っていることのように思う。
 「あんな人に近づきたい」と思える人が多い人ほど成長するし、そんな人を一人でも多く持てるよう 人との関りを築いていきたいなとも思う。

 今日は日頃 会っている人の顔も思い浮かべながら このコーナーを綴ってみた。
 明日は休みなのでポポタン(うちのワンちゃん)との朝の散歩がゆっくりできるなと 考え、少しうれしい気分でビールを飲んでいます。
 では、おやすみなさい。
posted by ヒロイ at 00:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。