2019年09月01日

No644:“口コミ”と“口コミサイト”の違い

 最近、お店の評判をネット上で書き込む“口コミサイト”が話題に上がることが多いし、これを見て行く店を決める人も多いと聞くが、この口コミサイトってどれくらいの信ぴょう性があるのだろうかと思ってしまう。
 決して誤った情報が掲載されているというわけではないが、やはり知人や身内など身近な人から聞いた情報に勝るものはない。
 私自身は詳しく調べたことはないが、我々の税理士業界をターゲットにした口コミサイトもあるらしい。ただ、こういった口コミサイトを気にして仕事をするなんてできそうにないし、日々の業務を忠実にこなすことしか頭にはない。
 飲食店でも確かに口コミサイトで評判のいいところは、当たりはずれもなく一定の水準以上であることが多いが、口コミサイトにも上がっていないような店だが実は味は絶品という店を自分で探すのもこれまた楽しそうな気もする。
 我が事務所の顧問先の多くを占める開業医(クリニック)も今では口コミサイトで良い悪いが語られる代表的な業種のひとつでもある。
 先日、面談した開業後1年に満たない先生は評判もよく、既にかなりの患者数であるが、口コミサイトでいいことが書き綴られているだけでなく、近隣の住民や受診された患者から近所の方や知人へのよい評判の口コミも多いらしい。

 よく自分のお店の客やクリニックの患者の数を増やそうと広告や看板についていろいろと検討され、どこに出したらいいのかとか どれくらいの費用までならかけてもいいのか聞いてこられる経営者も多い。
 事業を始めて間もない頃はお店の名前や場所をいち早く多くの人に知ってもらうために広告というのは一定の効果はあるが、その客がその後も来店し続けてくれるかどうかはやはり店の雰囲気も含めた店そのもののレベルが最終的な判断材料となる。
 クリニックについても同様のことがいえるが、まず他の事業と大きく異なる点は訪れる人、つまり患者は体のどこかが悪くて来ているのでその病気が治ったり、病状が落ち着くというのが一番重要なことであろう。ただ、同じ治るにしても心地よい気分で治療を受けるのと恐る恐る医者やスタッフに接しながら治療を受けるのとでは、続けて来院しようかどうか判断する上で重要な判断材料にもなる。
 そういう意味では一人一人の患者が評判という種をまく対象者であり、まさしく“口コミ”そのものに他ならないし、これは誰か偽装客や偽装患者が書き込んだネット上の“口コミサイト”とはわけが違うほど重いものであり、信ぴょう性がある。
 いい口コミを得るために気を遣ったり、おべんちゃらをしたところでそんなものでは評価は得られないし、“素(す)である状態”の評価こそが本当の評価といえるのだろう。

 大げさな言い方かもしれないがネット上の“口コミサイト”にも勝る利用客や患者から「また次も来たい」と思わせるように店主や院長、それにそこで働く従業員の全ての人が力を結集してこそ、どこにも負けないような形が作れるのであろう。
 人が人を呼ぶ、患者が患者を呼ぶ これこそ口コミそのものであり、生き残るために最も重要なことであろう。
 そのためにはうわべのことだけでなく、よい商品やよい医療の提供するためにはどうすべきかを考えるいい経営者やいい開業医を目指してほしいものである。

 これはもちろん税理士にも言えることであり、日々評価にさらされていることを肝に銘じて過ごしていきたい。

 夏もほぼ終わり いよいよ秋の到来である。学生時代には「秋が勝負の分かれ目」よく言われたが、社会人にもこの言葉は通じるなと考えつつ今日の少し重い話を終わりにする。
 秋とは言っても、まだしばらくは暑い日が続くとは思うが、もう秋はそこまで来ていると感じられることもある。
 エアコンもいらず、秋を感じられる夜になってきました。
 今晩はこの辺で終わりにします。
 では・・・。
posted by ヒロイ at 22:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。