2019年02月17日

No616:ぽぽたんのお父さんなんですね

 この時期になると平日はもちろんこと、休日でも我が家のワンちゃんを散歩に連れて行くことができず もっぱらカミさんの日課になっていたが、昨日(土曜)の午前中 少し時間がとれたので私自身の運動不足解消も兼ねて、ぽぽたん(ワンちゃんの名前)を連れて宝が池まで1時間半程 散歩に行ってきた。
 普段、夜 遅く帰ると近づいてきて飛びかかってくることもあれば、お決まりの場所で気持ちよさそうに眠っていて、ちょっとした私の物音に、「こっちは寝てるのに、静かにしてくれる・・・。」 と言わんばかりに身体は動かさず薄目で私の顏を一瞬チラッと見て、また、目を閉じて眠ってしまうこともある。

 以前、このコーナーでも触れたが、私自身は今まで50数年間、金魚と亀くらいしか生き物を飼ったことがなかったので、動物を飼う人の気持ちがあまり分からないままこの歳まできてしまったが、こんなに癒してくれるんだ と今さらながら自分の気持ちの変化に驚いている部分がある。
 カミさんがあちこち連れまわしているので、宝が池、植物園周辺、加茂川、北山通、そして家の周りと それぞれの場所ごとにワンちゃん友達がいるようだ。
 昨日も宝が池の周りを連れて歩いていると、「ぽぽたん 久しぶり」、「ぽぽたん、女の子らしいおべべ(服)を着せてもろて」と何人かの人に声をかけられ、「今日はお父さんとまわってるんか」と 顔は何度か見たことがある人だが、人間同士はお互い名前も知らずに(聞こうともされないが)、もっぱら私のことは“ぽぽたんのお父さん”という呼び方で接してもらっている。
 私は思わずしゃがみこんで、「ぽぽ お前はどこへ行っても いっぱい知り合いがいて有名人(犬)なんやな」とワンちゃんに話しかけた。
 こんな経験 今までしたこともなかったし、私がランニングをしていた頃 いつも会う人にはお互い横眼であいさつしたり、走りながら軽く手を挙げたりはしていたが、このペット(ワンちゃん)を飼う人同士の気持ちの繋がりというのは、近所や知人そして仕事や親戚等 今まで経験してきた人の繋がりとは全く違うもので、まさにしがらみにとらわれない “素”の自分を出せるなかなか貴重な世界である。

 私は疲れている時、真っ白なぽぽたん(犬種はビションフリーゼ)の横に寝転がって無理やり鼻をつまんで、「ぽぽたんは全部真っ白なのに、何で鼻だけ黒いの?」とまるで幼い子供が聞くようなことを口にしているが、ぽぽたんはさぞ迷惑そうな顔で私の顔とじっと見ている。
 ワンちゃんにとっては、いやなのかもしれないが、言葉で「いや」とも言えないし、また 他のやりとりで人間から見るとすごく喜んでいると思っていても、「あんたらが考えているほど、うれしいことではないんやで」と思われていることだってあるのかもしれない。
 ある程度 ワンちゃんの態度で分かるとはいうものの、人間と違って本心が100%分からないところにワンちゃんをはじめとしペットを飼う魅力があるのかもしれない。
 日頃の私からは想像もつかない態度かもしれないが、それくらい損得や見返りの期待なしでいっしょにいられるのがペットであると この歳になってやっと気がついた。

 ワンちゃんにとっては迷惑な話かもしれないが、今晩も家に帰ったら鼻をつまんで、「ぽぽたんは全部真っ白なのに、何で鼻だけ黒いの?」と話しかけ、疲れを癒してもらおうと思っている。
 いいでしょ、このフレーズ(何度も言いますが)「ぽぽたんは全部真っ白なのに、何で鼻だけ黒いの?」
posted by ヒロイ at 14:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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