2018年12月23日

No607:もし、区切りがなかったら

 今年の仕事もあと一週間でお終いという時期になってきたが、この時期いつも今年やり残したことはないのか、今年中に完了しておかないといけないことが済んでいるのかと 「今年中」というキーワードで身の回りにあるいろいろなことを確認して回っている。 
 「もう、何もないよ」と言いたいところだが、実は、まだもう少し「今年中」に終えておかないといけないことが残っているというのが実情である。
 この「今年中」という縛りは、ある意味、すごく重圧がかかってきて気が重くなることも今まで何度もあったが、もし この「今年中」という縛りがなかったら、いろんなことがもっとズルズルと長引いていたのかもしれない。

 今年は、税務調査の当たり年であったのかどうかは知らないが、秋以降、税務調査が5件もあり、11月と12月に納税者(顧問先)や税務署とその解決に向けていろいろなやり取りをしたり、手を尽くした結果、そのうち2件は完了(うち、1件は追徴税額なし)、あと2件は何とか年内にキリがつく形で進んでいる。残りのあと1件は今年唯一の相続税の調査で、税務署側からの返答が遅く何かあるのかなと思って待っていたところ、つい数日前になってやっと税務署からの回答があり、大きな指摘項目もなく何とか終了できるメドがたった。ただ、残念ながら年内に完結というわけにはいかず、全てが終わるのは年明けの1月中旬頃になる予定である。
 上記のどの税務調査も納税者、税務署、そして税理士の3者に「今年中になんとか」という気持ちがなかったら、急がずダラダラと日数ばかりを費やしていたように思う。そういう意味で「今年中」にいう区切りは何事においても実はなくてはならないもののような気がする。
 我々の業界で一番忙しいのは個人の確定申告業務であるが、毎年その期限の3月15日が近づいてくると、「期限が3月末だったらいいのに」と思いながら仕事をしているが、もし、期限が3月末だったとしたら、その時は必ず、「期限が4月末だったらいいのに」と思ってしまうのだろう。
 まあ、人間というのはそれだけ自分に甘く、急ぎでなければ少しでも先延ばしになるというのが目に見えている。
 普段の仕事でも週の初めに「今週中に」という期限の仕事を月、火に済ませておけば楽になるのに、「今週中」というのは「金曜日が期限」と自分で勝手に決めてしまい、ついつい週の後半の仕事にしてしまっている。
 この区切りというのは、他にも、「今日帰るまでに」というのから始まり、「今週中」や「今月中」、中には仕事ではないが自分の人生の目標として、「○○代(私なら50代)のうちに」とか、いろいろな区切りによるプレッシャーを知らず知らずのうちにかけている
 ただ、人間誰しも ホッとしたり、楽しい時間というのはこの縛りのない時間を指すのであろうし、そういった時間にとらわれずに寝ていられる休日の朝やもうすぐやってくる正月を待ち遠しく感じるのは、やはり日頃 時間に縛られた生活を送っているからなのであろう。
 実はこういう時に頭を使うことがあっても日頃仕事をしている時とは違う部分を使っているような気がするし、だからこそ今までにない発想でいろいろなことが考えられる大切な時間ともいえるであろう。
 何とかこういう時間を大切にし、かつ、楽しむようにしたいなと思っている。
posted by ヒロイ at 23:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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