2018年11月04日

No600:600回も続いた訳は?

 今から11年前、開業当初はまだまだ今よりずっと小さな事務所であったので、食べていけるのかな? 給料払っていけるのかな? という不安の中でスタートを切り、税理士事務所にとっての“顧客”である顧問先を1件でも増やしたい という一心からこのブログを始めた。
 当時、ある人から大型の税理士事務所は業務範囲(レパートリー)の幅広さや組織力そのもので事務所が評価されるけど、小さな事務所は所長がどんな人物かによって評価されると思うので是非ともこのコーナーを使って廣井増生を売りこんだら と言われたのを今でも鮮明に覚えている。
 確かにこの話を医療機関に例えると、大きな病院に行くときにはその病院のドクターはもちろんであるが、それ以外にも設備や他の診療科との連携等 確かに知らず知らずのうちに病院という組織そのものを評価のターゲットとしているが、町医者、いわゆる開業医で受診するときにはそのドクターがどんな人で、どんな治療をしてくれるのか、そして通院した人の評判は? 等、あくまで院長という個人がどんな人かで判断することが多い。
 こんな話に乗せられて始めたこのコーナーであるが、今となってはそういった経営戦略上の狙いなどほとんどなく、自分自身の記憶を記録にとどめておくという本来の日記としての意味合いの方が強くなってきているように思う。

 今年で開業して11年目になるが、たまに過去のものを読み返してみると、「そうそう。あの時にはこんな気持ちで顧問先に接していたな」とか、「あの社長にはいつも無理難題を言われたな」というような仕事上の話題や「あの時、まだ子供も中学、高校、大学で毎日大変だったな」といった日常生活での出来事もその当時のことがいくつも思い出される。
 決して仕事が好きなわけでないが、あの頃のじっとしていては何も始まらないという固定観念というか、一種の強迫観念が今でも体に染みついているので、休日になってもボーっとして優雅な一日を過ごすことがなかなかできない そんな人間になってしまっている。
 ただ、人間ちょっと気が緩むとズルズルいってしまう 怠け者の生き物というのは分かっているし、自分自身それほど強い人間じゃないので、ここにいろいろな思いを綴ることによって、自己反省したり、次なる方向性を探るうえでは役に立っている。
 
 当初は、気が向いたら書いてみようとか、時間があればとか思っていたこともあったが、1週間に一度こうしてパソコンの前にすわると、1週間の出来事や仕事の内容がそれなりに整理ができ、次の一週間の自分の動きも事前にイメージできる。
 これは月曜日の朝、初めてその一週間の計画を立てるのとは違って、月曜の朝が2歩目、3歩目からスタートできるという、わずかとはいえ 心に余裕をもって月曜日の朝を迎えることができる。
 こういった自分自身へのこだわりもあって、何とか11年目にして、600回という回数を重ねることができた。

 これをどんな人が読んでくださっているのかはほとんどわからないが、たまに顧問先の方や知人からこのブログのことに話が及ぶことがあると、話題の提供には事欠かないし、また初めて会う人が事前に読んでいただいているような時には、「先週、○○へ行かれたんですね」ということから話に入ることができ、初めての面談でないような錯覚に陥ることもある。
 どこまで続けられるかどうかは分からないけれど、あまり 根を詰めずに思ったままを綴っていければと思っている。
 始めてから11年ということは、歳も11 重ねていったということで、青年45歳で始めてから、もう56歳になって見栄えはすっかり老け込んでしまってきているが、何とか「初心忘れべからず」という思いを持ち続けるためにももう少し続けていこうと思っている。

 読書のみなさま、これからもよろしくお願いいたします。
posted by ヒロイ at 19:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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