2018年09月16日

No593:日本人を大事にしないと・・・。

 9月4日、台風21号が近畿地方も縦断ルートの真ん中にすっぽり入り、関西空港の滑走路やターミナル、それにあの連絡橋が大きな被害を受けたことはみなさんもご存じであろう。
 中でもタンカーが衝突した連絡橋のあの痛ましい姿を見た人は、「こりゃ、しばらくあかんわ。」と思われたことと思うが、あれから2週間後の18日に鉄道は復旧、開通の予定だと聞いて思わず耳を疑った。
 なんであの状態から2週間で通行可能になるのかと日本の技術力には驚かずにはいられないが、さすがに横にずれている道路についてはもう少し時間がかかりそうとのこと。
 利用者の多い所の復旧はさすがに早いとあらためて思ったのは、比較するのも失礼かもしれないが、私が毎月2、3度利用している京都縦貫道の宮津天橋立IC付近のがけ崩れによる追い越し車線の封鎖は一年以上たっても通行可能となっていない。
 確かに車の通行量から言ってもさほど不便でないが、工事現場には数名の作業員と1、2台のトラックが目に留まるだけで、一向に進行している状況にない。
 今回の関西空港の被害は、関西、あるいは日本の経済にも大きな影響を与えかねないし、京都にも大きな影響を及ぼしている。
 あの日以来、間違いなく京都の道を行きかう外国人が減ってきているし、民泊の多い事務所付近もあの大きなカバンをゴロゴロと音を立てながら数名で歩く外国人の姿はめっきり減ったように思う。
 実は京都に住んでいて今までに経験したことのないような(← この言葉は、最近の報道番組でよく使われている。但し、あまりいい意味で使われることはないが)外国人の多さに圧倒され、その影響もあって確かに京都の経済は潤っているのかもしれないが、日本人が片隅に追いやられている感がないわけではない。
 まだ、京都に住んでいる我々はさほど不便を感じるわけではないが、日本の各地から訪れる日本人観光客のここしばらくの評判はすこぶる悪いというのは何ヶ月か前の報道で目にしたことがある。
 今回の被害の後、「もう少し日本人観光客に目を向けないと・・。」とあるホテルの関係者が言っていたが、何を今さら、ここまで日本人を蚊帳の外きながら、と悔しさまぎれに思わざるを得ない。
 関西空港の復旧、全面再開は、当初の予定より大幅に早まることは関西経済にとっては朗報であるが、ホテルやレストランの予約が再び取りづらくなり、修学旅行をはじめとする日本人観光客がまた行きづらい京都になることの寂しさを感じているのはおかしな発想なのであろうか。
 それにしても、国が”本腰”を入れて進めていく復旧工事のすごさと、一つのことでここまで大きな影響を受けるもろさの両面を垣間見た今回の台風に伴う関西空港の閉鎖であった。
 遠い所に空港を造って評判が芳しくなかった開港初期の関西空港を知っている者としては、関西空港の果たしている役割を大きさをこんな形で見せつけられたが、ある意味、無駄ではない貢献度の大きい公共事業であったと感じずにはいられない今回の台風による被害であった。
posted by ヒロイ at 23:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。