2018年04月01日

No569:ラブレターは翌朝 読み返してから

 妙なタイトルで廣井はいったい何が言いたいのかと思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが、今回のタイトルは元シンクロ選手で銅メダリストの奥野さんがあるテレビ番組で口にした言葉です。
 本題に入る前に話が少しそれるが、この奥野さんを紹介するのにはいくつもの紹介の仕方があるなと悩んだくらい肩書がある。上記の「元シンクロ選手でオリンピックのメダリスト」、「タレント」、「キャスター」、「スポーツコメンテイター」、「陸上のメダリスト 朝原の奥さん」とどれを挙げても誰であるのかが分かるというある意味、顔の広い人物だなと感心してしまった。
 話が横道に逸れたのでここで本題に戻すが、タイトルの「ラブレターは翌朝 読み返してから」というのは、夜 熱い想いで書いたラブレターは、冷静さを失うほど燃え上がった状態でペンを走らせているので、そのまま渡すのではなく、一晩寝た後、翌朝もう一度読み返してから(場合によっては多少手直しをして)出す方が、いいものに仕上がっているはず。」ということであった。
 テレビを見ていてこのひとりのキャスターの言葉に妙に共感した。
 もちろんこの私がラブレターを書くわけではないが、仕事でも、毎日の生活においても今までないくらい喜んだり、腹を立てた時というのは、まさに冷静さを失い、一番いい判断ができる状況にない場合が多い。
 特に腹が立つような出来事があった場合には、すぐに怒りをぶつけるのではなく、「なんで相手はこんなに怒ってんのかな?」、「自分の何があかんかったんやろ?」と少し時間をおくと、結構 腹の中の怒りが収まっていることがある。
 また、自分にとって実力以上のお褒めの言葉をいただいたとき、「やった‼」とか「めちゃうれしい」と有頂天にならずに、時間をおいてもう一度考えてみると、案外その言葉が単なるお世辞なのか、本音で心底褒めていてくれるのかが分かる時がある。
 友人、上司部下、そして夫婦間でも こういった間を置くことで相手の胸の内が分かってくることも何度か経験している。
 よく顧問先の経営者やドクターから自分の会社やクリニックで働く従業員の悪い面を「もう我慢ならんし辞めさせたいわ。」と言われていた人が、数ヶ月後、いや一ヶ月後には、「先日あかんって言うてた〇〇さんな、いいやつで使えるんや」と急に評価が上がっている場合もある。
 ということで急に熱くなったときはその時の気持ちだけで判断するのではなく、少し時間を置いて考える方がよい答えを導き出せるということである。
 我々の税務という専門的な仕事でもこういう場面がないわけではない。冷静さという面での話ではないが、夜 一生懸命調べものをしてやっとの思いで仕上げた仕事は、翌朝 すっきりした頭で見直すとその裏側に潜んでいたような重要なポイントに初めて気づきハッとすることがある。
 後で「ついつい口にしてしまって」と後悔しないためにも、一晩寝た後、翌朝に再度結論を出すということが、社会において有益な方法であるということにあらためて気づかせてくれた今回の奥野さんのラブレター読み返しの話はなかなか頷ける話であった。
 特に経営者たるものは、当然 熱い想いを持ち続けることは重要なことではあるが、それと同時に、少し冷めた目で見るくらいの冷静さも必要不可欠であろう。
 私が一番できていないことではあるが、日々身にしみて感じていることである。
posted by ヒロイ at 20:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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