2018年03月11日

No566:言い切れる自信がつくまで理解することは難しいが・・。

 確定申告も終盤を迎え、事務所内としての期日である3月13日まで残すところあと2日となっている(法定期限は3月15日)。
 1月の後半からここまでの約1ヶ月半は、事務所のメンバーはほとんどの時間を確定申告業務に費やす日々であったが、ここへきてやっとゴールが見えてきたという感じで、2月中旬のひっ迫した雰囲気からは少しは解放され、ホッとした感じが漂っている。
 とはいうものの各自 最終まで仕上げられてない申告書を数人分抱えているので、まだ気を緩めることなく最後までやり遂げることが必要である。

 この仕事をしていて、税法や会計の知識を必要とされるのは当然のことであるが、税に関するすべてのことが頭の中に詰まっているわけではないので、分からないことや初めての事例が出てきた場合には、きちんと調べたうえで回答したり、適正な方向へ導いていかないといけない。
 そういった中で、中途半端な知識ほど危ないものはない。「こんなもんでいけるかな?」とか「だいたいこんなもんでええやろ」なんていうのはあってはならないことで何の役にも立たないし、「よし、これで間違いなくいける」という確証が得られるまで調べ上げないといけない。
 実はこのこと、つまり確証を得ることが一番重要であるし、税理士業というのは、ある意味 こういった専門的な知識に対して報酬をいただいている部分もあるので当然と言えば当然のことかもしれない。

 そういう意味で廻り道をして、時には一つの項目に1、2時間以上(中には半日近く)も時間をかけて調べる必要が出てくるが、こうして手間をかけて理解したものは自分のものとなり、その後また同じ事例が出てきた時に使えたり、応用を利かすことができる。
 さっとうわべだけの理解やその場しのぎの対処をしていた場合には、1、2年後に同じことが起こっても、また最初から理解していかないといけない。
 年々 歳をとるので記憶力は劣ってきていることを否定はできないが、この仕事をしている以上、こういった身につけたり、頭に叩き込むことはいくつになっても必要なことなのだろう。
 事務所の者が作成した申告書をチェックしていて、昨年もこのミスをしてたなと思うことがあるが、これは最初の理解が いわゆる“だいたいこんなもん”という理解で終わっていたからであろう。

 確定申告の時期は新しいことに触れることも多いし、新たな発見もあるので いくつになっても4月以降 業務をする上で知識の充電期間にはもってこいの確定申告である。
 サッと理解したものよりも、忙しい中で時間をかけて身に着けたものの方が、後々 役に立つことが多いことは誰しもが経験したことであろう。

 歳をとればとるほど、若い時以上に “着実に一つずつ”進んでいくことが必要であろう。
 まだまだ急ぐ必要はないのである。
posted by ヒロイ at 22:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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