2018年02月04日

No561:今まで見てきた成功する経営者

 税理士という仕事は、税務と会計に関する業務が基本であるので、納税資金の準備や節税に関する相談を受けることが多いが、税に関する相談の前にまずは経営が軌道に乗り、スムーズな運営を進めていくことが先決で、売上(収入)アップや資金繰り、それに最近では従業員の労務問題に関する相談が多い。
 同じ問題に直面していても、相談が投げかけられる角度は、経営者の考え方や気質によってさまざまである。
    例えば、会社や医院が今までにないいい業績で決算を迎えるような場合、相談される内容は、次のようないくつかのパターンに区分される。
    具体的な相談事例としては、

@効果的、かつ、即効性のある(現実的には限られるが)節税方法はないか?

A今まで銀行への返済に悩まされていたので、少しでも軽くなるためにこの機会に借金を減らしたいが・・。

B今まで会社(医院)や自分が欲しかった物があったが、資金不足で手が出せなかった。今回こそは何とか手に入れたいが無理か? あるいは 無茶か?
Cここまでよく辛抱してくれた従業員にこんな時くらい パーッと報いたい。
Dもっとお金を貯えたいので、可能な限り節税対策をした後の資金は、ただひたすら手元に残しておきたい(内部留保を充実させたい)。
 
 など、他にもいくつかのパターンはあるのだろうが、私が顧問先の方々の顏を思い浮かべながら思いついたのは上記のような内容である。
 次は、私や各顧問先ごとの事務所の担当者はこういった“ご希望”に沿った対応が必要になるのである、それぞれの想いを実現するために・・・。

 すでに開業されたり、会社を設立されたりしている人はそれなりのお付き合いの中で、何を考えておられるのかが分かってくるが、新規開業予定者など今からお付き合いをしていく方については、最初のうちはどういった考えを持っておられるのかが分からず、恐る恐るどんな考えの方なのかを探りながら事業のスタートに向けていっしょになって準備を進めていくことになる。
 こんな中で、今まで起業、特に医院の開業は、私自身 前の職場もあわせれば200件(人)近い方の事業の立ち上げに関わってきたが、これなら間違いなと安心できる人物像がある。それは、
@考えるだけ考えぬいた後には、やると決めたことは間髪入れずに実行に移す人(こんなのを 熟慮断行 というのだろう)。
A自信がないのも困るが、自信過剰でなく、自分自身の弱点を把握している人
Bスタート時に“ぼちぼち”と言っている人は、本当に数年間“ぼちぼち”の状態から抜け出せない。準備できることはすべてやりきって スタートダッシュに力点を置く人
Cそして、度を過ぎると問題があるが、やはり石橋をたたいて渡る人に 大きな誤りや失敗はない。これは慎重なだけではなく、頭を使って入念な準備ができていることを意味する。

 少し偉そうな話になってしまったが、私が今までに経験した中での理想的な起業人を掲げてみた。
 顧問税理士としては、顧問先の方々が一人残らずいい方向へ進んでいくことを願ってやまない。
posted by ヒロイ at 22:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。