2024年02月25日

No.870:ブログを綴っている時の気持ち

 私のブログはほとんどが私からの一方的な発信なので、画面の向こうで誰が読んでいてくれるのかはわからない。
 身近な人は読んでいるのかどうかという反応は意外と少なく、どちらかいうと常日頃 あまり会うことのない人、特に旧友とよばれる懐かしい友人が何かの機会に会ったり、電話で話すことがあると、「お前のブログ読んでるで」と言ってくれることがある。
 これだけ回数を重ねると自分では新たなことのように書き綴っていることでも以前に同じようなことを繰り返し言っていることは何度となくあるだろう。
 16年前の開業時に税務の仕事の内容に触れるのではなく、廣井増生ってこんなやつ ということをわかってもらおうと税理士の日常、いや廣井増生の日常を思っているまま表現しようというコンセプトで始めたように思う。
 ただ、スタートした頃と比較すると年を重ねた分、私自身の人間関係も随分広がったので、画面の向こう側で読んでいてくれている人のことを意識することもたびたびあり、悪い例や気分を害したことなどもっと露骨に表現したい時もあるが、万が一 相手さんが読んでいたら と思うと文章の表現にも一定の歯止めがかかってしまうこともある。

 古くは手紙、そして電話、そして今でもメールであれば相手が誰だかわかったうえでのやり取りなので、相手の顔だけ思い浮かべながら文章を書いたり話せばいいのだが、ここでは相手が見えないのでそういうわけにはいかない。
 そういう意味で知らず知らずのうちに内容や表現に歯止めがかかり、なかなか思っていることをすべて出しにくくなっていることも確かではある。
 過去のテーマを遡ってみて見ると仕事や事務所のことにとどまらず個人の生活のことも綴っていて、時の流れを感じたり、当時の心境を思い返すという意味においては決して捨てたものではないと一人で勝手に納得している。
 今日は何かの行動を綴るのではなく、ほぼ週一のペースでこうして画面に向かっている時の心境を少しだけ知ってもらえたらと思いこんな内容になってしまっている。

 それにしてもこのSNSというのはいろいろな人との交流の場にもなるが、相手が見えず、責任をとることなくなんでも言え、誹謗中傷もあり という点ではこれまでのような利用の仕方は何らかの面で限界にきているようにさえ思う。
 ただ、こうして定期的にアップすると自分の行動を振り返るには決して無駄なものではないし、私にとってはこれがないと1ヵ月があまり区切りもなく過ぎていくようで、メリハリをつけたり、1週間を振り返り、次の1週間のことを考えるという点においては続ける意義はそれなりにあると感じている。

 今年は2月が1日長いとはいえいよいよ3月が見えてきて焦ってはいるが、なんだかんだと言って期日内に終わるのが確定申告である。
 そのためにもあと2週間は1年で一番忙しい時期となりそうであるが、事務所みんなで何とか乗り切っていきたいものである。これって一人ならめげてしまいますよね。
 今 数えたら39回目の確定申告業務なんです。いや〜、よくやってるわ。
 やっぱし好きなんかなこの仕事が・・・。そうは思わないんだけどな〜。
posted by ヒロイ at 20:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月18日

No.869:暖冬ってピリッとせんな

 寒い冬を望んでいる人なんていうのは、冬を当て込んだ商売をする人やスキーの好きな人くらいだろうし、ましてや“極寒の冬”が好きなんて言うう人はほとんどいないであろう。
 先日の首都圏のように普段 慣れていない地域での大雪は思わぬトラブルが続出し、道路や鉄道も大混乱に見舞われたが、その後は比較的暖かな冬で、比較的気温の低い京都の北山に住んでいる私の家でも 今年のような暖冬であれば車のフロントガラスが凍てつくこともほとんどないし、車での出張も安全に走行ができ、遅れることなく決まった時間に到着するという点では暖冬は日常生活の面でも仕事をする上でも大きなメリットといえるであろう。
 ただ、私が雪国育ちだからかどうかは分からないが、冬なのだからたまには雪がちらつき、一週間に一回くらいは「寒さが沁みるなー」という日がある方が、冬らしく、脳の方も活性化するような気がする。
 こんなことを言うと北日本や日本海側の豪雪地帯の人にとっては、冬は暖冬で雪の少ないのが一番 と言われるであろうし、確かに私が子供だった頃は父が朝6時前からスコップで雪かきをして通学路を確保してくれていたが、あの苦労というのは雪の多い地域に住む人でなければ分からないであろう。
*「雪かき」・・私の地方では「雪すかし」と言っており、この言葉が方言であることは18歳で京都市に住みようになるまで知らなかった。
 今年なんかはダウンジャケットを着る機会も少ないし、めちゃ寒い日に着る とっておきの厚手スーツも2、3回ほどしか着る機会がなく、少し暖かな日に着ると汗をかくくらいである。
 この間の木曜日、近鉄電車で奈良県南部の顧問先に行くときに15℃近くあったので この冬初めてコートを着ることなくスーツだけで出かけたが、駅から10分程歩いていると体は結構温まってきて、「コート着てこなくてよかった」と思ったくらいである。
 夏の暑さは体にこたえるし、特に最近の夏の暑さは尋常ではないので35℃近くに迫る酷暑はこりごりであるが、冬は北海道の真ん中あたりのように零下20℃以下なんていいうことにならないのであれば冬は冬らし方がいいし、身が引き締まるような寒いの日に完全に防寒した服装で出かけるのって結構好きなんです。
 現在 確定申告は今真っ只中であるが、年中行事とはいえやはり確定申告というのは寒い方が季節感と一体となって仕事がはかどる なんて考えているのは私だけではないように思うんですが。

 明日月曜から木曜まで4日間仕事をすると金曜が祝日なので事務所は三連休になるが、さすがにこの時期は仕事以外に身を置く勇気はないので、休日に外部との遮断された中で時間にとらわれずに好きな時間に好きなだけ、静かな所で仕事をするというのは平日の何倍も作業効率が上がり、籠ってやる気さえあれば一気に仕事が進むのも実は休日である。
 昔から受験勉強とか何かやりたい、やらなければならない時って籠りましたよね、外部との接触を断って。
 今も仕事の合間にこのブログを綴っているのでいつも以上のまとまりに欠ける文章になっているように思うし、何が言いたいのか自分でも分からなくなってきたが、この後 ちょっと調べないといけないことがあるので今日はこのへんで終わります。
 京都市の明日以降の最高気温は月曜 18℃、火曜17℃、水曜 13℃ 木曜からは少し下がりそうだが、ほぼ毎日雨が降りそうなんです、2月というのに雪じゃなくって。
 いや〜、ピリッとせん冬やなー。
posted by ヒロイ at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月12日

No.868:激動の4年間を過ごした大学生が熱く語った

 子供が小さい頃は少年サッカーやクラブの応援とかで いきいきした威勢のいい若者に触れる機会もあったが、子供が社会人になってからは 知人から子供さんの話を聞くくらいで、若い人と接触する機会もかなり限られてきている。
 そんな中で最近のホットな話題といえば、開業する前にいっしょに仕事をしていた後輩の息子さんがこの春 センバツ高校野球に出場するかもしれないという うれしい話題である。
 あえて「するかもしれない」というのは、その学校は春の選抜出場が決定している〇〇気比という高校であり、秋の大会ではその息子さんはレギュラーとなっていたが、春もレギュラーになるという保証はないという厳しい現実があるとのこと。
 野球強豪校はどこも1学年30人前後いるし、部員は補欠も含めて相当なレベルの選手が全国から集まってきているので レギュラーやベンチ入りのメンバーの入れ替えはたびたあり、全く息の抜けないクラブでの生活になっていると聞いている。
 秋の北信越大会まではレギュラーだったので春の甲子園も何とか選手として甲子園の土を踏んでほしいものである。

 話しは変わるが昨日 大学の陸上部の卒業生送別会があり、確定申告の真っただ中とはいえOB会の役員もしているので京都市内のとあるホテルまで出向いて行った。
 部員数も我々の時と違って総勢130人の大所帯であるが、今年の卒業生はまさにコロナとの戦いであったことが 卒業生の思い出話を聞いていてあらためてわかった。
 コロナが始まった年に入学し、秋までは学校に行くこともなくほとんどリモートの授業で、陸上の大会もほとんどが中止に追い込まれていたとのこと。
 入学が2020年といえば 東京オリンピックも延期、甲子園(高校野球)も中止となり、あの非常事態宣言で世の中の動きがピタッと止まった年である。
 2021年もたびたび緊急事態宣言が発出される中、無観客で東京オリンピックが開催されたが、大学の陸上の大会も春の大会はほとんど秋に延期になり、競技場への入場制限、そして応援もできない中で行われていた。
 2022年は競技自体は徐々に開催されだしたが、いわゆる“声出し応援”は禁止で、まだ誰もがマスクを外せないままの静かな競技会であった。
 そして2023年は大学に入って初めて声を出して仲間を応援できたと昨日 卒業生の多くが語っていたし、声を出しての応援は応援される側だけでなく、声を出して応援する側も 「みんなのクラブだな」と喜びと一体感を味わうことができたようである。
 そういう意味で昨日の送別会は過去の送別会とは違って、コロナで始まった大学生生活であったが、最後の一年間は声を出して励ましあえたことがよほどうれしかったのか いつもの学年以上に結束力の強さを感じたし、クラブでの生活の思い出を話していた卒業生の中には感極まって泣き出す学生も何人かいた。
 実は一昨年までの2年間は今回のような食事を伴う送別会も送れなかったが、今年の卒業生はみんなに祝ってもらうことがうれしくて仕方がないというのがこちらにも伝わってきた。

 “最近の若い者は”なんていうのはどちらかというとあまりよくない方に捉える時に使うことが多いが、昨日の卒業生は同級生にも後輩たちにもそして先輩にも感謝の気持ちがきちんと伝えられるという点ではなかなかできた大学生であり、久しぶりに自分でも熱くなるのがわかるようないい時間を過ごすことができた。

 ある卒業生(女子)は「広島で就職するので来たときには必ず連絡してね」と言っていたし、「東京に来たときはいっしょに飲みに行こうぜ」と言った男子の卒業生もいた。また ある上場企業に就職する1人は、「俺は社長になって世の中の働き方を先頭になって変えていくし、いっぱい稼いでこのクラブにもしっかり還元する」と頼もしい誓いを口にする卒業生もいた。
 終わった後、「何年たっても仲間っていいな。しかも多くのことを犠牲? 我慢して、一つのことに打ち込んだ4年間はいつになっても忘れることのできないものだな」と自分とだぶらせながら会場を後にした。
 卒業生はあの後 朝まで飲んでたんだろうな、みんなしてきたことやし・・・。
posted by ヒロイ at 15:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月04日

No.867:ワンちゃんは人間より素直?

 所得税の確定申告は正式には2月16日から3月15日と定められているが、2月15日に我々の取り組みをスタートさせたのでは、とてもじゃないけど期限内の申告はおぼつかないので、1月下旬から2月上旬にある程度 体と気持ちを“確定申告仕様”になるように盛り上げていく必要がある。
 お客様はよく「忙しいのは2月後半と3月ですね」とおっしゃるが、それなりの申告件数を抱えているので、電子申告の処理も含め 3月5日頃には完了に向けて 一定のめどを立てておく必要がある。

 私自身は現在こんな状況ではあるが、昨日は束の間ではあったが いい意味での気分転換を図ることができた。
 とはいってもどこかに遊びに行ったり 誰かとと飲みに行ったりするのではなく、我が家のワンちゃん“ぽぽたん”と朝、夕と2回も散歩をすることができた。
 1週間近く我が家に滞在していた長女と1歳の娘(私から言えば孫)を朝からカミさんが車で和歌山まで送っていったので(もちろん日帰りです)、昨日は朝、夕 2回のぽぽたんの散歩の役割を私が担うことになった。
 平日は夜くらいしか接する機会がないので 今一つ私には慣れ親しんではくれず、いつも「この人 夜になると帰ってくるな」という感じなので私の方が少し寂しく思っているが、昨日はいつも散歩に連れ立ってくれる大好きなカミさんがいないことがわかっていたのか、私が散歩の用意をすると「はよ 行こう」と言わんばかりにホイホイと近づいてきて機嫌よく散歩に出かけてくれた。

 朝は1時間ほどの散歩で家に帰ってきて、その後 飲み物と用意してあった食事をケージの中のお決まりの場所に置いた後、私はやり残していた仕事があったので、それを片付けるために11時頃から事務所に出かけて行ったが、夕方4時前に帰ってくると昼寝もしっかりできたからなのか、朝と同様 機嫌よく私の方に近づいてきて夕方の散歩に出かけてくれた。
 普段はカミさんと朝夕それぞれ1時間半程 散歩をしているので、以前は私が一人で散歩に連れて出ると、「あと一人足りない、いつもの人がいない」と言わんばかりに玄関先から動かないか、家の前の道に出たところで折り返し家の方へ帰っていったことが何度もあったが、最近は少し大人になったからなのか、ピンチヒッターで連れ出す私一人との散歩にも「しゃあないな、いっしょに行ってやろうか」という感じでついてくるようにもなってきた。
 とはいえ、いつもと違う者が連れ出しているのがわかっているので、私とはお互い相手の顔色をうかがいながらの散歩となる。
 ぽぽたんはどう思っているかはわからないが、昨日の朝1時間、夕方1時間半の散歩は私にとっては目の前にあることを忘れることができ、こちらがリフレッシュできたというのが本音のところである。人間と違って会話ができない分、「何考えてるんやろ?」と思いながら歩くのはこちら(人間)の脳の活性化にも寄与しているんじゃないかなと思える時さえある。
 ぽぽたんを私のリフレッシュに使うなんてカミさんに知れたら、「ぽぽが怒るで」と言われそうであるが、私は気持ちも晴れやかになり、家に帰って来てからは頭を何十回と撫でながら、「今日はおかあはんでなくてすまんな。よう付き合ってくれたな。また行こな。」と話しかけていた。
 赤ん坊もそうだけど、生き物って本当に敏感で素直だなって思ってしまう。
 いくら楽しそうなことをしたり、喜びそうなことを言っても、それが一方通行であったり、愛情がないと そんなこと直ぐに見破られてしまう。

 昨日の散歩はコンサートホールの方へ行ったが、何か人気のコンサートでもあるのか北山駅の方からはすごく多くの人が押し寄せ、私はきょろきょろしていたが、ホールへ向かう人を上目遣いで見ているぽぽたんの様子を見ていると、「ここは私のいつもの居場所なんだけど、今日は道も狭いし歩きにくいな。」と言っているようにさえも見えた。
 3人の子供が家を出て行ってからは、こんなことさえも刺激に感じてしまう日々である。
 1月は何かを考える余裕もなくあっという間に終わったが、きっと2月はさらにすさまじいスピードで過ぎ去っていくのでしょうね。
実は明日からがちょっと怖いというのが本音ですが、次の週末は一応 3連休なのでちょっとだけ楽しみにしています。
 休日がいくらあっても仕事の量は減らなんですがね・・。
posted by ヒロイ at 16:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする