身近な人は読んでいるのかどうかという反応は意外と少なく、どちらかいうと常日頃 あまり会うことのない人、特に旧友とよばれる懐かしい友人が何かの機会に会ったり、電話で話すことがあると、「お前のブログ読んでるで」と言ってくれることがある。
これだけ回数を重ねると自分では新たなことのように書き綴っていることでも以前に同じようなことを繰り返し言っていることは何度となくあるだろう。
16年前の開業時に税務の仕事の内容に触れるのではなく、廣井増生ってこんなやつ ということをわかってもらおうと税理士の日常、いや廣井増生の日常を思っているまま表現しようというコンセプトで始めたように思う。
ただ、スタートした頃と比較すると年を重ねた分、私自身の人間関係も随分広がったので、画面の向こう側で読んでいてくれている人のことを意識することもたびたびあり、悪い例や気分を害したことなどもっと露骨に表現したい時もあるが、万が一 相手さんが読んでいたら と思うと文章の表現にも一定の歯止めがかかってしまうこともある。
古くは手紙、そして電話、そして今でもメールであれば相手が誰だかわかったうえでのやり取りなので、相手の顔だけ思い浮かべながら文章を書いたり話せばいいのだが、ここでは相手が見えないのでそういうわけにはいかない。
そういう意味で知らず知らずのうちに内容や表現に歯止めがかかり、なかなか思っていることをすべて出しにくくなっていることも確かではある。
過去のテーマを遡ってみて見ると仕事や事務所のことにとどまらず個人の生活のことも綴っていて、時の流れを感じたり、当時の心境を思い返すという意味においては決して捨てたものではないと一人で勝手に納得している。
今日は何かの行動を綴るのではなく、ほぼ週一のペースでこうして画面に向かっている時の心境を少しだけ知ってもらえたらと思いこんな内容になってしまっている。
それにしてもこのSNSというのはいろいろな人との交流の場にもなるが、相手が見えず、責任をとることなくなんでも言え、誹謗中傷もあり という点ではこれまでのような利用の仕方は何らかの面で限界にきているようにさえ思う。
ただ、こうして定期的にアップすると自分の行動を振り返るには決して無駄なものではないし、私にとってはこれがないと1ヵ月があまり区切りもなく過ぎていくようで、メリハリをつけたり、1週間を振り返り、次の1週間のことを考えるという点においては続ける意義はそれなりにあると感じている。
今年は2月が1日長いとはいえいよいよ3月が見えてきて焦ってはいるが、なんだかんだと言って期日内に終わるのが確定申告である。
そのためにもあと2週間は1年で一番忙しい時期となりそうであるが、事務所みんなで何とか乗り切っていきたいものである。これって一人ならめげてしまいますよね。
今 数えたら39回目の確定申告業務なんです。いや〜、よくやってるわ。
やっぱし好きなんかなこの仕事が・・・。そうは思わないんだけどな〜。