2024年01月07日

No.863:事務所の年末年始

 私が開業前に勤務していた税理士事務所では、毎日朝礼があり、従業員が順番でスピーチをしていた。
 そこは正社員が30数名いたので、1ヵ月半に一度位の間隔で 順番が回ってきていが、他の人がどんな考えを持っている人なのか とか 職場以外ではどんな生活をしているのかを知る数少ない機会でもあり、朝礼をすることの意義はそれなりにあったように思う。
 その後、私が独立開業した後は、当初はスタッフ数も私とカミさんを含め4人だけだったし、毎日 机を並べて仕事をしたいたので わざわさ朝礼をして何かを伝える必要もなかった。
 現在 開業から16年経って事務所の人数が増えたという理由だけで果たして朝礼をする意義があるのか と思わないわけではないが、ここ数年 コロナの影響があって以降、それまで年末の最終日に行っていた忘年会を開催しなくなってからは、年末最後の営業日と年始最初の営業日に朝礼を行っている。
 別に朝礼をしたからといって、何か身が引き締まるようなものが醸し出されるわけではないが、現在 スタッフが3つのフロアに分かれて仕事をしているのでなかなか一同に会する機会がないのも朝礼をすることになったきっかけの一つでもあった。
 また普段は全員が揃うこともほとんどないので、年末にはいっしょに仕事をしている全員に対してに私から感謝の気持ちを伝えたいというのもある。
 以前は年末の最終日に忘年会を行っていたし、忘年会が開催されなくなった3年前からはこの最終日に朝礼を行い、この時 勤続10年を迎えた人を労う場ともなっている。
 今年は3人といつになく対象者が多く、これで勤続10年となった人は総勢20人(パートを含む)のうち9人となり、長年続いている老舗の事務所や規模の大きな事務所にはまだまだ足りない部分はたくさんあると思うが、少しずつお客様の要望に応えられる体制ができつつあるのかなと思っている。
 12月中旬にパートさんも含めほぼ全員と賞与支給時に面談を実施しているが、その中で、「事務所の将来構想は?」、「所長は今後どんな事務所へしたいと思っているんですか?」というような質問もあったので、それに対する回答も全員を前にしてきちんと示しておかないといけないと思い、自分なりの考えを事前にペーパーにまとめ 年末の朝礼で伝えた。
 がんばって仕事をしていればいるほど、一年なんて あっという間に過ぎてしまうので、こういう年の変わり目というか節目の時に 過ぎた一年を振り返ったり、次の一年やさらにはその先のことを考えるのに この年末、年始の朝礼というのは私にとってはいい機会になっている。中にはまた所長の話か と思っている人もいるかもしれないが・・。

 話はがらっと変わるが、今日は正月過ぎから京都の我が家に来ていた長女とその娘(1歳)を送りにドライブがてらに往復5時間かけて和歌山まで行ってきた。
 途中で立ち寄ったのは高速阪和道の紀ノ川SA 1ヵ所で、同乗のワンちゃんもいっしょにトイレ休憩しただけだが、この和歌山行きはいい息抜きになった。
 和歌山は2年前に長女が住むまでは車では行ったことがなかったが、高速道路を下りてしばらく走り 紀の川に架かっている大きな橋を渡ると和歌山やなと実感するようになった。和歌山って京都の人には近畿の中で一番なじみがなく遠く感じる場所ですよね。車に乗っている時間は片道2時間くらいなんですが・・。
 私は行きは助手席、帰りはワンちゃんに助手席を奪われたので後部座席に一人だけという 贅沢な同乗者だったのでなおさら気分転換になったのかも?
 カミさんは運転が好きなので秋に信州に行った時も私は一度もハンドルを握らなかったが、仕事では毎月2000km程 運転しているので 休日は運転しなくていいでしょ。

 明日 もう一日休日があり、ちょっと得した気分ですね。
posted by ヒロイ at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする