こういう暦の場合、土曜日の朝のテレビではキャスターの多くが、「それでは3連休のお天気は?」と世の中の全ての人が3連休かのように話をされるが、気の利くキャスターは「中には今日から3連休となる方もいらっしゃるかと思いますが」という前置きを入れ、連休とはならない人への配慮もできる人もいるなと妙な角度から朝の天気予報を見ている。
というのも我が事務所の顧問先の多くを占める開業医のほとんどは土曜日は診察日なので今回のような暦の場合には土曜が休みのところとは違って2連休しかならない。ただ 次の土曜日のように土曜日と祝日が重なった場合は一般のサラリーマンと同じで2連休となる。
事務所は土曜日が休みなので、祝日でない土曜日の朝 ゆっくりとコーヒーを飲んだり、犬の散歩をしていると「顧問先の先生は今日も朝から仕事をされているんだな お疲れ様」と思うこともある。
ある開業医は、「月曜日が祝日の時は連休になるのでほんまに気持ちがゆっくりするわ」とおっしゃっるがその気持ちはよくわかる。
ただ開業医の場合、診療日数が直接 収入に影響を及ぼし、休みの多い月は基本的には減収となるので祝日を含め休日の多いことをよしとしない方も結構いらっしゃる。
休日がらみの話はここまでで、ここからは大好きな旅の話題であるが、JRが立て続けに2つの廃止を発表し、少しショックを受けている。
まずはJR東海が2023年10月末で新幹線の車内販売を終了すると発表した。
JR東日本は当面の間続けることを発表したが、東北新幹線等のJR東日本の新幹線に乗る機会はほとんどない。またJR西日本は何も言っていないので新大阪以西の新幹線では車内販売は続けられるのかもしれない。
新幹線に乗る機会は最近は減ったし、コロナ禍では車内販売はもちろん、確か車内での飲食も規制されてたように思う。
たまに乗る新幹線ではあるが、夕食の時間帯と重なった時でもお弁当と飲み物は買ってから乗るし、以前のようにお弁当だけでなく車内販売で2本目、3本目のビールを買うこともない。今から思えば 東京からの帰りに車内で水割りまで飲んで京都駅に着いた時にはひどい状態だったことが懐かしい。
また朝 東京に向かう途中、富士山が見え出すとわぞわざ車内販売でホットコーヒーを注文し、東京での仕事や研修のために目を覚ましたり、気合を入れたこともあった。
あともう一つの話題としては東海道・山陽新幹線が年末年始、GW、お盆に運行するのぞみを全席指定にすると発表したことである。
私も基本的には指定席をとってから乗るし、上記の時期には新幹線に乗ることはほとんどないが、東京にいるうちの息子たちには多少影響があるのかもしれない。
次男は事前に指定席をとってから動く方であるが、長男はお正月に来た時も「ひとまず京都駅に行って時間の合いそうな指定をとって、とれんかったら自由でもええしな、2時間ちょっとやし」と言って帰って行ったことが何度かあったが、これからこの時期にはのぞみに乗り込むことさえできなくなるのであろう。ほんとに乗車もできないのかな? それはまだ調査中である。
こうして考えると旅も大きく変わろうとしているし、指定席をとるためにあれほど並んだみどりの窓口に並ぶことすらなくなっている。
私が若い頃には今ほど高速道路網が張り巡らされていなかったこともあり、夜行バスは限られたルートしかなかったので、ほとんどが鉄道の旅だったので、JRをはじめとし、鉄道には本当にお世話になった世代である。
学生時代 東京にいる友人に会うために京都から普通電車、いわゆる各停(鈍行?)で東京まで行ったこともあった。途中で何回乗り換えたかは覚えていないが、朝7時頃京都駅を出発し、夕方6時頃には東京駅に着いたような気がする。
最近あちこちで話題になっている食事付きの観光列車、レストラン列車であるがこちらには乗ったことがないので、事前確認をしてどこかで乗ってみたいと思っている。
最後に余談を一つ。以前、事務所の人から「昔、JRのことを国鉄って言ってたらしいですね。」って言われたことがあったが、この境目っていくつなんだろう? 50代半ばかな?
この3連休は遠出はしなかったので、久しぶりにゆっくりできた休日であった。読みたい本も読めたし。
最終日の今日は明日からの準備にため少しだけ事務所に行ってきます。