2022年10月16日

No.801:コロナのない生活って

 これだけの長い期間 コロナ コロナで追いまくられていると、コロナのなかった頃のことで忘れかかっていることもあるが、最近では もう第8波が来ないかのように “アフターコロナ”とが“脱コロナ”とか言って世間が騒ぎ出している。
 つまらないことであるが、“アフターコロナ”と“脱コロナ”の違いはわからないが・・?
 
 京都にいるとコロナへの対応が緩められていることに気づかされる場面にいくつか遭遇することがある。
 まずは日本人観光客に修学旅行生がいっきに増えたし、そして1週間ほど前からは外国人観光客の姿もちらほら目にするようになった。
 そうそう、コロナの最盛期以外は細々と運航していた二階建オープンデッキの赤い観光バスも少し前までは数人しか乗っていなくて、よく運営できているなと心配していたが、今日御所の近くで前を走っていたバスは7割近く乗っていて、2年以上見かけなかった光景で驚きながら上を見上げていた。
 仕事で移動中に二条城の前をよく通るが、ここでは4、5日前 駐車場が満車で観光バスが二条城の周りで待機していたのには驚いた。
 当事務所のすぐそばに同志社大学があり、コロナが広がりだしてからは長らくひっそりとしていたが、この春からは学生も徐々に増えだしていた。そしてこの秋からは多くの講義が対面授業に戻ったからなのだろうか、今出川通を歩く学生の数は急に増え、静かだったのに慣れてしまったせいもあるのか多少うんざりする。
 あと 一番びっくりしたのが先日ファミレスでトイレを利用し、手を洗った後、「ウ〜〜ン」と音がして風の出る、ハンドドライヤーが使えたことである。
 これってどこでも使用禁止の張り紙がしてあり、この設備を製造している会社っていくつ潰れたんだろうと想像したりしていたが、久々の「ウ〜〜ン」には驚いた。
 政府も観光業を活気づかせるのに躍起になっているが、旅行が活発に行われるようになれば日常が戻るかのようなピンポイントと言われても仕方のない取り組み姿勢である。

 以前のようにマスクのない生活に戻ればいいが、国全体でそんな風になるのはもう少し時間はかかりそうである。
 政府は
・屋外ではマスクの着用は不要です。
・屋内では距離が確保でき、会話をほとんど行わない場合をのぞき、マスクの着用を。
と言っているが、これって相手のあることだし、朝散歩していても知っている人がいると無言で通り過ぎるわけにはいかないので結局マスクは手放せない ということになってしまう。
 日本人の気質からして外国の一部の国のようにマスクなしの生活にはなかなか戻らないのではないのだろうし、仕事中も一人でいるとき以外はまずマスクを外すことはない。やはりこちらもマスクあっての社会となっている。
 インフルエンザの流行期が終わって春になれば、次のステップの何らかの方向性が示されるであろうから、それを待つしかないのでは。

 今日は少しずつ変わってほしいのと、そんなに早く変わっていいのかという交錯した気持ちの中で近頃の世の中の変化や気づいたことをまとめてみた。
 
 今日は冷房も暖房もいらない本当にちょうど“いいあんばい”の一日のようです。
posted by ヒロイ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする