2022年09月04日

No.795:何も考えなくていい時間

 今日は久しぶりに朝からぽぽたん(うちのワンちゃん)と散歩をすることができた。
 平日はカミさんが6時過ぎには連れて出て行ってしまうし、逆に起きるのが少し遅くなって出るのが6時半を過ぎたときは散歩から帰ってくるのが7時半頃になってしまう。というわけで どちらにしても平日は私はなかなか時間が合わず 今日のような何も用事のない休日の朝くらいしか連れていけない。
 たぶん赤ん坊もそうなんだろうけど、ワンちゃんも屈託がないというか、素直なところもあるが、相手の行動や気持ちに敏感でいっしょにいるとなかなかおもしろい。
 朝とはいえ車も走っているので飛び出したりしないようには気をつけないといけないが、こちらも休日の朝というのは時間を忘れ 「いつまでも付き合いまっせ」というくらいのゆったりとした気分で朝のひと時を楽しんでいる。
 私なんかは毎日付き合うわけではないのでこんなのんきなことを言っているが、日課として、朝夕2回ワンちゃんの散歩をしている人にとっては、義務的というか ある意味ノルマのように気持ちで歩いている人も多いはずである。まあ、私のようにたまに付き合う者にとっては非常に貴重な時間であるが。
 
 今日のタイトルである「何も考えなくていい時間」ということで、もう一つ思いつくことがある。
 これは我が家の暴露話のようなことになってしまうし、聞く人にとっては本当につまらない話かもしれなので、興味がなければさーっと飛ばしてください。
 私は1週間を通して、ニュースとスポーツ番組以外はほとんどテレビは見ないが、一つだけ見逃すことなく見ている番組がある。
 この番組名を言うのは多少恥ずかしさもあるが、言わないことには今日の話に続いていかないので言いますね。
 ご存じの方もあろうかと思うし、関西の人であれば一度くらいは観たことある あの土曜日の昼過ぎにやっている「吉本新喜劇」です。
 土曜日の昼のテレビ放映の時間に観たことはなく、録画で撮ったものを週に1回か、2週間に1回(この時は2本)観るが、この時間というのがカミさんと同じ時間に夕食を食べる時間なんです。それが月に1、2回でそれ以外はいっしょの時間帯に食べることってまずないですから。
 実にこの吉本を観ている時だけは本当に頭が空っぽになり、まさに「何も考えなくていい時間」なんです。
 それと私は丹後ちりめんの織屋の次男として育ち、朝から晩までワイワイガヤガヤ、家には常に誰かがきている まるで吉本のような家庭であったが、カミさんの家庭は真逆で親が公務員と学校教師で、本人曰く「家庭内に冗談を言うような雰囲気は全くなかった」ようです。今でこそ私以上に社交的で、だれとでも仲良くなれるような性格になっているが、若い頃はこういった家庭で育った片鱗のようなものがあり、私がつまらぬことを言うと、「しょうもないこと言って」と冷たい視線を浴びせられたこともあった。それが今では。
 本人には言わないが、吉本を見ながら声を出して笑っているカミさんは若い頃とのギャップが大きく、最初の頃はそのテレビを観る姿に私の頭の中には結構???マークがついた。
 
 まあ、最初に言ったとおり今日は本当につまらない話に終始してしまったが、ただ 時間に追われる中でのこういった「何も考えなくていい時間」は大事にしたいものである。
 もしかすると脳の老化を防ぐのに結構役立っているのかもしれないし・・。
posted by ヒロイ at 20:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする