家で飲むお酒もいいが外出時や旅先で飲むお酒はまた格別のものである。
お酒に関して舌が肥えているとか、通というようなものではないので、日本酒にしろワインにしろ決して味が分かるほうではないし、お酒ならビールに始まり、日本酒、焼酎、酎ハイ、洋酒、それにワインまで何でもござれであるが、家で洋酒を飲むことは少ないし、ワインに至ってはお客様でもない限り飲む機会はほとんどない。以前はカミさんも結構飲んでいたが、10年以上前に一時体調が良くない時期があり(今では元気であるが)、その頃からからほとんど飲まなくなり、今ではノンアルコールビール以外口にしたのを見たことがない。まあ、外出時には車を運転してくれるので、私にとっては好都合であるが。
私のお酒の飲み方には、決して決まったパターンがあるわけではないので、その日の体調や飲む時間帯、それに料理の内容によってお酒の種類は様々である。
父の日に子供たちからいただくものも年に一、二度帰省する息子たちのお土産もお酒が増えたように思うし、1ヶ月から2ヶ月に1回程度やってくる娘は、嫁ぎ先が和歌山なので、最近では必ずと言っていい程、和歌山ならこれやろ と言わんばかりに特産の梅酒を持ってきてくれる。
私にこだわりがない分、手土産として持ってくる方も「なんでも飲むので、お酒ならいいか」と気軽に持ってこれるのであろう。
一応言っときますが、一度たりとも「酒 持ってきて」なんて言ってませんしね。
もし 私がお酒に関して通なら、どこどこのお酒とか何年もののワインなど選ぶ方も気を使うだろうし、費用もかさむであろうが、私には全くこだわりはないので、アルコールが入っていればそれだけで満足である。
こだわりではないが、勝手に楽しんでいるのがお酒の産地である。
ただ、これは飲む前にお酒の産地をみて、勝手に旅に出ているような気分に浸っているだけのことであるし、コロナでなかなか旅行に行けない分、こんなことで気分を紛らわせてところもある。
長崎 壱岐の麦焼酎、新潟県魚沼の日本酒、旭川や富士山麓 御殿場の地ビールはもはや定番になりつつある。
こんな気分で飲んでいると 今まで行ったことがないのに 地図上のその地にいるような気分でお酒を味わうのも酒飲みならではのことである。
こんな状態なので私の食卓の横の棚には全国各地のお酒が並んでいるので、お酒の種類ではなく、「今日は東北」と産地を先に決めることもある。
アル中なんていう怖い病気もあるくらいで、癖になると怖いのでほどほどにしておかないといけないが、正直 以前と比べればお酒が強くなったと感じるは事実である。
好きとはいえ いくら飲んでもいいというのではなく、まず 休日であっても昼は絶対に飲まないし(当然か)、夜も一定の時間以降は飲まないと決めているが、結構飲むペースが速いので、夕食が早く9時前に食べ出した時は、11時前にはそのまま食卓に伏し寝て居眠っている時がある。
我が家はこういった場合でも、「そろそそ自分の部屋で寝たら」というような声は掛けないことになっているので、ふと目を覚ませば 食卓で夜中の2時なんていう日もたまにあり、慌てて自分のベッドに駆け込むこともある。
お酒に関する今の悩みは、お酒の量がだんだん増えてきていることであるが、周りにいるみんながこれほど奨励し? 持ってきてくれるので酒飲みになるのもやむを得ないと勝手に納得してしまっている。
ちなみに今日はまずはビールが終わり、次に何にいこうかと考えている中休みの途中であるが、定番の麦焼酎 中々くらいがちょうどいいかなと考えているところである。
では、まずは氷を取りに行ってきます。