こんな中でもぽぽたん(犬)の散策は省略するわけにはいかないので、私がお供できる休日くらいは気分転換も兼ねてご近所以外の所に足を延ばすようにしている。ただ 喜んでいるのかどうか、ぽぽたんの本心は確認のしようがないが・・。
足を延ばすとは言っても決して遠出するわけでもなく、車で10分から15分位の場所が多く、国際会館・宝が池方面か 今出川の京都御所に行くくらいである。
今朝はいつもと違うところへ行こうと思い 北大路橋の近くに車を停めて、賀茂川沿いを南の出雲路橋まで往復約1時間かけて散歩した。
旅行で観光地を訪れた時は、「○○も見なきゃ」とか「○○へも回っておきたいな」というように、時計を見ながらもついつい足早に移動してしまうが、犬の散歩というのはある意味 それ以外の目的がないので、ゆっくりと歩きながら普段なら何でもないようなものを新鮮に感じるという思わぬ効果がある。
川の中で戯れる鳥、木の下で食べ物をつつく鳩、そしてランキングする人、それも凄い早いスピードの人から、重たそうな体を揺らしながら歩くのよりも少しだけ早く走っている人など、目に飛び込んでくるものを追っているだけだが決して退屈することはない。
コロナ後は本格的な旅行は計画すら立てられないし、京都以外の近畿圏内で開催されることもあった税理士関係の研修もほとんどがリモート開催になってしまっているので、大阪にすら行く機会がほとんどない。
旅行だけでなく研修であっても他の街へ行くとその街の変化にも気付くし、何と言っても、通りがかりとはいえ おいしいお店を探すのも楽しみの一つであったが、そんな他の街の様子はテレビを通してでないとみることさえもできなくなってきている。
これから確定申告期に突入するので、いずれもにしてもしばらくは自由な時間はとれそうにないが、何とか春には今よりも気兼ねなく、行きたい所へ出掛けられるようになっていたら と願うばかりである。
それにしてもこの1ヵ月は本当にあっという間に過ぎ去ったが、2月もきっとそれ以上のスピードで駆けていってしまうのだろう。
ただ 目の前にある仕事のことを考えるとやり残していることの多さに気付くが、実は2月の初めは毎年こういった状況であり、これを3月の上旬までにひとつひとつ片付けていくしかないのは自分が一番よく分かっていることである。
実質的には既に始まっており、これからいよいよ本格的となる確定申告の業務も 私にとっては今年で38回目である。
それにしてもすごい回数しているんだなとあらためて思ったし、なぜか毎年新鮮に感じてしまうのは不思議なものである。
それは毎年 新しい人、新しい案件に出会えるからなのかな?
まあ、いろいろと考えたり、心配しても仕方がないので、とりあえずスタートすることにしよ。