2021年08月22日

No743:謹慎処分という意味も知らないプロ野球の球団と選手・・情けない

【謹慎】とは、
1. 言動をひかえめにすること。
2. 一定期間、出勤や登校などを差し止める処罰。
3. 江戸時代、上級の武士に適用された名目上の刑で、門戸を閉じて昼間の出入りを禁じたもの。慎 (つつしみ) 。
*江戸時代から明治時代初期にかけて日本に存在した自由刑の一種で、一定期間外出を禁止されることである。転じて、活動をしばらく休止することをも指す。 1期につき30日間。
また、
【謹慎処分】とは、「規則や規約を破った人に、罰を加えること」 と書かれている。

 いきなりこんな出だしですみません。
 みなさまも私が何を言いたいのか少しは感づいていらっしゃる方もあるかと思うが、そうなんです プロ野球でこの間まで日本ハムに在籍していた中田翔選手のことです。
 中田選手は8月4日、エキシビションマッチのDeNA戦を前に、同僚選手への暴力行為が発覚し、無期限の出場停止処分を受けていたが、8月20日に巨人へ移籍し、すぐさま21日の試合から出場していた。そして 今日(22日)も出ている。
 訳わからんというか、巨人と中田選手は「謹慎」とか「謹慎処分」の言葉の意味も分からないくらいぼけているのかと情けなくなる。

 最近では芸能人やオリンピック選手も何かあると謹慎処分という、かなり痛い処分を受けているし、中には再起不能に近くなっている というか、軽々しき復帰した場合、世間がそう簡単には受け入れないという素地ができつつあるようにさえ思う。
 もちろん永久的に追放することがいいわけではないし、当然 一定の反省と更生を経て復帰した場合、それを良しするかどうかは本人ではなく、周りの人間であったり、世間が判断することであろう。
 こういった観点から考えても、更生しているかどうかも判別できないくらいの短い期間で復帰されも頭の中には ? ということしか浮かばない。

 私の中では 巨人軍、原監督、中田選手 「やっちまったね」と感じずにはいられないような愚行と思える。

 極刑である死刑をはじめ、罰を課すことについては、人それぞれに考え方の違いがあるにせよ、やはり人間ってすごく弱い生き物なので、罰を受けないために、罰せられないように行動を慎むことは誰にでもあるし、時にはそういった心のブレーキが必要な時もある。
 そういう意味において今回の罰を受けずに、あるいは罪を償わずに いきなり世間の前に出てくることがあっていいのだろうか。
 巨人が良識あるプロ野球の球団で、優れた才能を持つ中田選手を本当に救いたいのなら、「入団させましたが、今年は一切出場させずに 体も心のみっちり鍛え直して、来期には凄まじい選手になってグランドに立たせます」ぐらいの判断があってもいいように思うが。
 こんなこと言っている私って今の時代では古くて、ピントがずれているんですかね。

 でも、最後にもう一言だけ、「終わったな巨人も」。
posted by ヒロイ at 16:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする