2020年10月11日

No701:共通の趣味を持たない夫婦

 ご結婚されている方で夫婦それぞれの趣味が共通な方とそうでない方、当然のことながら両方あろうかと思う。
 私の周りにもいくつになっても仲のいい夫婦(ごくわずか?)もいれば、ひびが入って夫婦の話はご法度の方も何人かいらっしゃるが、今日はこんなテーマで久しぶりに夫婦のことを論じることにする。

 「興味があることが一致していて」とか、「老後、同じ趣味を持っていつまでも仲良く」なんて 夫婦のあり方を考える時、よく語られるテーマであるが、若い頃 共通の趣味を通じて付き合ったり、結婚された方なら、よほど“趣味変更”なんていうことでもなければ、二人揃ってずっと同じ趣味を持ち続けていらっしゃるであろう。
 私のところはというと、全くと言っていいほど、双方興味のあるものが違うという夫婦である。
 でも、これって揉めずに夫婦が続けられたらどっちでもいいようなことなのだろう。

 私はどちらかいうとアウトドア派で、旅行で見知らぬ土地を訪ねることやスポーツを生で見て、そして感動の余韻に浸りながら帰路につく、こんなことをしている時が一番楽しいし、仕事のことを忘れるだけでなく、時間そのものを忘れられるひと時でもある。
 ただ、今年はアウトドア派にとっては動くこと自体がしづらい、このようなご時世なのでほとんど行動に移せていない。
 一方、カミさんは花いじりとか美術館巡り、それに音楽鑑賞が好きで、どちらかというと、“静”、“動”の私とは対照的であるが、カミさんも美術と音楽の方はここ1、2年はどこかに足を延ばした形跡はない。また、花いじりと言ってもガーデニングと言われるような大それたことではなく、坪庭のような狭いところで気に入った花を育てることがたまらなく好きなようである。
 ホームセンターで植木鉢や土を買ってきて、その入れ替えをしている時の様子は、それはそれは、どんな時よりも生き生きして、機嫌もすこぶるいい。

 我が家の夫婦の様子を述べるつもりなど毛頭なかったのだが、気が付いてみるとつまらぬことをつらつらと書き綴ってしまっていた。
 話を少しだけ戻すが、別の趣味を持つことは、それぞれが自分の世界に入って没頭している時には誰からも邪魔をされないし、自分のペースで物事を進めることができるので、この“別々”って案外いいことのように思うし、もめない秘訣でもある。
 子供のいる家庭、しかも小さなお子様のいる家庭では、子育てのことや子供の行事のことなどの共通の話題があったり、行動を共にするきっかけにもなるが、子供が大きくなるとこういったこともなくなるので、夫婦は一定の距離を置いてお互い好きなことをするというのが一番心地のよいことである。
 なんで急にこんなことを思ったのかというと、娘夫婦は共働きでお互い週休2日であるが、日曜日だけは共通の休日で、あとの一日はお互い違う曜日なので、週に一日はそれぞれが自由に使えるな日になっているようである。
 まだ子供のいない夫婦は、こういった形の別々の曜日の休日がお互いにとって大事な日なのだろう。

 仕事、結婚、教育を含む子育て、介護、老後 どれをとっても時代とともに変化していくものであるが、今回のコロナはこういった時代の流れを1年もしない期間で、2、3年分くらい 次のステージまで持っていった感がある。
 今までの常識は通用しないことがたくさん出てきているし、頭の切り替えが必要な時代に入っていっていることを早く自覚できる者とそうでない者の差が随所に出てくるのだろう。夫婦のあり方にしても今や見本なんて存在せず、100組あれば、100パターンの形があるのだろう。

 最後にコロナの感染リスクはあるのは分かっているが、ひとまず 今出川通に少しずつ大学生が戻ってきているのを見てホッとしている。
 秋から対面授業という変則的なスケジュールの中で、先日、今になって引越してくる大学生らしき姿を見かけたが、これも異例の光景のひとつであり、何もかもが初めてづくし という世の中となっている。
posted by ヒロイ at 18:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする