2018年10月28日

No599:会って初めてわかるもの

 最近は仕事上でも会わずに電話やメールでことが終わってしまうことがある。
 すぐ近くなら、出向いてもそれほど時間をとられることはないが、当事務所は片道1時間や1時間半かかる顧問先も多く、2時間以上かかる顧問先も10件近くはあるだろう。
 1ヶ月のスケジュールを立てる段階で、自分自身の身体への負担のことも考えて出来るだけ万遍なく日程が散らばるように予定を立てるのだが、長期休暇や祝日の多い月はどうしても厳しめのスケジュールを立てざるを得ない状況になってくる。
 10月は祝日も1日だけであったにもかかわらず、先週[10月23日(月)〜10月27日(土)]は相手様の都合や自分の日程調整の兼ね合いもあり、かなり集中し、終わってみれば18人の方と面談をしていた。それに伴ってもちろん車の走行距離も伸び、昨日 車のメーターを見てみると6日間で800q近くにもなっていた。
 こんなことを言ってしまうと 廣井がたくさん働いていることを分かって欲しいのか と思ってしまう人もあるかもしれないが、そんな意図は全くなく、この週は毎月定例的に会う人以外の臨時的な人もたまたま集中したそんな1週間であった。
 年1回の決算打合せであっても数字の報告だけでなくどうしても確認しておきたい事項のある経営者、医院を開業して1ヶ月も経っていない段階での現状を確認しておきたいドクター、相続の仕事で男性の相続人が他の相続人(2人の姉)と意見が合わないという相談、11月に予定されている税務調査の事前準備を兼ねた打合せ、事務所側のある不手際により社長に迷惑をかけたことに対するお詫び、そして ある研究会への出席等、本当に多くに案件で多くの人にあった週であった。

 今、手帳を開いてあらためて一人一人の顔を思い浮かべてみると、この18件の面談は電話やメールで済ませられるものはほとんどなく、会って初めて相手様の思いや状況を把握できたり、当方の考えや思いも伝えられるような内容ばかりであった。
 私も日頃は電話やメールで済ませられることはできるだけ、出向かずに短時間で解決するようにしているが、やはり内容によっては相手様の反応や顔色、そして生の声による意向を聞くことこそが重要な時もある。
 電話では、『依頼していた資料はこれでいいですよ。』とおっしゃっていても、実は相手様は心の中では全く納得されていないことだってあるし、そんなことは今まで何度となく経験したことである。
 細かな話だが、質問事項に対する検討資料として1つの資料をコピーしてもらう時でも、ホイホイと進んでしてくれる時もあれば、明らかに面倒だなと思いながらコピーをして下さることだってないわけではない。
 こういった一つ一つのことをどこまで納得されているのか、苦情を言われた後 怒りが収まっているのか、あるいはお礼を言われても心から喜んでいただいているのかは、会ってみて初めてわかることのような気がする。
 実はここしばらく会ってない顧問先の社長や院長も何人もいらっしゃるが、やはり可能な限り、面談できるよう時間を作ることも 私の重要な役目なのかもしれない。

 これからは仕事のやり方も大きく変わり、仕事によっては会わずして 事が解決したり、物事が進んでいくことは今まで以上に増えてくるだろうが、ここぞ という時だけは、時間をとって向き合いながら話をするということが、今まで以上に重要度を増すようにも思えてくる。

 今日は本当に天気のいい休日である。午前中は2時間近く、ワンちゃんを連れて宝ヶ池に散歩に行ってきたが、この時期 秋真っ盛りの自然の中でワンちゃんとだけ触れ合うという、自分にとって何もかもが忘れられる 楽しい時間であった。
posted by ヒロイ at 15:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月21日

No598:お金を払ってくれる人から「ありがとう」って言ってもらえる仕事

 先日、ある女医先生と面談していて、税務・会計の定例業務が終わって少し雑談めいた話をしているなかで、「何のために仕事しているのか」という話になり、その先生は、『間接的にはお金のためであったり、家族のためかもしれないけど、最終的には患者様のためなんですよね。』とおしゃった。
 いくら稼ぎがよくても感謝されないような仕事なら、やりがいを感じないし、たぶん仕事を続けていくことさえできないだろうともおっしゃっていたが、まさに同感である。
 ここでは診療科目は伏せておくが、このクリニックの患者様の中にはかなり重度の方もいらっしゃるようで、何とかいい治療や診断をしてほしくて かなり遠方からも来院されるとのことであった。
 この話を聞いて税理士も同じようなことがいえるなと自分の仕事内容に思いをめぐらせていた。
 税理士事務所を運営していく上では、家賃や給与をはじめとし、いろいろな経費の支払いもあるので、あらゆることに“奉仕”し過ぎるわけにはいかないが、適正な顧問料とそれに見合ったサービスを常に心がけていかないと選ばれる税理士にはなりえないなと思ったし、顧問先の方から心より感謝されるにはまだまだだなと、この女医先生の話を聞いていろいろな面で刺激を受けた。

 仕事をしていると当然のことながら、相手(依頼者)の顔を思い浮かべながら進めていくこともあるが、仕事に熱中していけばいくほど、むしろ相手のことよりもその仕事そのものに入り込み、何とか有利にならないかなとか、この規定を使えないものかな と最後は仕事そのものと格闘し、引きずり込まれていくこともある。
 何年か前にこのコーナーで亡くなった父の仕事場(丹後ちりめんを織っていた)の汚れた柱に貼られていた言葉のことを取り上げたことがあったが、今回 その言葉をふと思い出した。その言葉とは

 【親切は人にも、物にも、仕事にも】

 この言葉の捉え方は人によって様々であろうが “人”という生き物だけでなく、形のある“物”であったり、物体としては存在しない“仕事”という行為にまで親切心を忘れるなということであろう。
 ということは、人に喜んでもらえたり、納得してもらうには、何よりもその仕事そのものに没頭し、自分の能力を最大限 発揮することこそが仕事の依頼者に対して一番いいものを提供できるということなのであろう。
 
 実はこの先生と話をしていてもう一つ印象に残った言葉がある。それは、『夜、家のパソコンの前で医療(治療)に関することを調べていると、「お母さん、よく勉強するな」と、隣でテレビを見ている中学生の息子から言われるんですよ。勉強しないといけないのは、息子の方なんですけどね・・。』と、少し笑いながらおっしゃった。
 いや、50歳になってもみんなまだまだ勉強してるんだ と更に大きな刺激を受けた。
 そしてこの先生は最後に、『税理士さんもそうだと思うけど、医者って お金を払ってくれる人から「ありがとう」って言ってもらえるんですよ。こんな職業そうそうないですよ。本当に患者様のためにしっかり仕事をしていかないと。』何とも重い言葉を口にされた。

 その先生の言葉が何度も頭の中を巡り、気合を入れ直しながら事務所まで帰ってきた。
posted by ヒロイ at 16:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月14日

No597:久しぶりの横浜は刺激的!!

 仕事ではなく家の用事で昨日から1泊2日で横浜に行っていたが、久しぶりの首都圏の雰囲気を肌で感じ、「関西との違いは想像以上やな」と思って帰ってきた。
 別に関西圏や京都のことをどうこう言うつもりはないが、5、6年ぶりに横浜の街を歩いているとその様変わりしている様子に驚いた。
 横浜の海側のみなとみらい一体にいたのだが、何年か前に行った時は神戸の街に似ているなという思いを抱きながら歩いていたように思うが、今回のこの横浜 みなとみらいの町並みは関西と比べると異次元と思えるくらいの速さで街がどんどん進化しており、京都から出向いて行った私にはすごく刺激的であった。

 30階以上のホテルやマンションはいくつも建っているし、上を見るとまだまだ同じような建設中のビルが数棟 建ち並んでいた。
 街並みもどんどん整備され、レジャーとビジネスと住居の一体感がたまに行った私にも伝ってきた。
 2日間のわずかな時間であったが、こうしてたまには違う土地の空気を吸って、違いを肌で感じることはとても刺激的で、明日からのエネルギー源になるには十分のものであった。
 今回は仕事ではなかったが、変化していく街とそうでない地域の違いを見て、いろんな場所やそこの暮らしぶりを肌で感じることは、私の日々の仕事にも何らかのプラスになるのでやはりいろいろなところに出向いていかないといけないなと 感じたこの2日間であった。

 今日は新幹線で帰ってきて、もう眠いのでこへんで寝ることにします。
 すみません、たわいもない話で・・・。

posted by ヒロイ at 22:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

No596:最近 不思議に思うこと・・2つ

 妙なタイトルですみませんが早速 本題へ

 【その1】
 「トイレをきれいに使っていただきありがとうございます」 こんな張り紙 みなさんも見たことありますよね。 一番よく目にするのはコンビニのトイレですが、先日、高速道路の料金所を出たとこの事務所棟の入口にあった一人用の小さなトイレにも同じ内容の張り紙がしてあった。
 私は公園や駅のトイレは一般市民や電車の利用客が「使う」ものと考えているが、コンビニのトイレはその店のものであり、あくまで「借りる」ものという意識がいまだにある。だから、何も買わずにトイレだけ借りることはなかなかできないし、トイレの所有者であるコンビニの店長がここまでへりくだってお願いしないといけないものなのかと、私はこの張り紙を見るたびに違和感があって仕方がない。 ただ、これもコンビニ同士の過当競争の中で、客に選ばれる店、足を運んでもらえる店になるための戦略と考えられているのであれば、何かむなしさだけが残ってしまう。
 ビジネスでは「お客様は神様です」とよく言われるが、客側にも最低限のマナーと、店との距離感というものがあっていいように思う。つまり、どんな時でも客が上でいいのかなという疑問が残ったままの状態である。

【その2】
 先日、あるニュースで女性キャスターが、「今回の○○側のトップである△△本部長が謝罪会見で12秒間 深々と頭を下げました。」と言っ ていたが、そんなに頭を下げていた時間が大事なのか私にはさっぱり理解できない。
もし、これが8秒間だったら 謝罪の気持ちが薄いのか。20秒だったら深く反省しているのか。こんな頭を下げた時間をわざわざ取り上げている報道番組とニュースキャスターのバカさにはほとほとあきれてしまう。
 謝罪というものは謝る者の気持ちがどうなのかが最も重要視されるはずで、逆に頭を下げている時間が短くても、逆に1分近く頭を下げ続けている者がいたとしても、本人がどれだけ”謝る気持ち”、”申し訳ないと思う気持ち”があるのかどうかを判断するのが我々 大人の人間としての洞察力の見せどころではないのだろうか。
 また、深く反省していることを表すために、「引退する」とか「現場復帰は考えにない」と口にしておきながら、わずか1.2年後に表に出てきている者がいるが、いくら周りから復帰を熱望されようとも、あるいは経済的な事情があったにせよ、謝罪会見で言ったことを忘れたかのような者がいる。こんな光景を見るとあの謝罪会見は大して反省していなかったんだな と思ってしまう。

 今回の内容【その1】も【その2】も最近、モヤモヤしていたことだったので、ここで言いたいこと言ったので少しすっきりした気分になった。
 私自身このコーナーでは、ある人を、ある出来事を、そして世の中を批判することが多いが、まあ、これは単なる批判ではなく、こうしていろいろなことを疑問に思うことが自分自身のエネルギーになっているように思うので、文句言いの廣井を許してください。
 では、明日もう一日休みがありますので、有意義にお過ごしください。
posted by ヒロイ at 21:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする