2018年06月24日

No581:一つの過ちで会社は潰れる可能性だってある

 先日、税理士会の年間行事の骨格を取りまとめる委員会があり、総勢50人以上の委員が集まって各委員会ごとに打ち合わせを行った。
 例年この委員会のあとは懇親会(食事会)が催されていたが、今回は とある事情 により懇親会が中止になり、コーヒーを飲みながらの委員会が終了した後は解散となった。
 “とある事情”というのは、この会場となった(公共の)ホテルで先日、集団食中毒が発生し、茨城県から修学旅行に来ていた70人近い生徒と引率の教師が病院に搬送され、それ以降、ホテルの営業はしているものの食事の提供はまだ再開はしていないとのことであった。
 全国の修学旅行生の多くが訪れる京都でこんなことがあって、一京都市民として申し訳ないと同時に何とも情けなくなってくる。
 実はこのホテル、確かこの春にリニューアルオープンしたばかりで、事務所からも近いので宴会パック等のチラシが何度か入っていたし、味さえよければ一回利用してもいいかなとも思っていたのに、これで当分 というか、ほぼ半永久的に利用しなくなってしまったというのが私に今の気持ちである。

 この“事件”を経営的な観点から捉えると、一つの過ちで企業が苦境に陥ったり、最悪の場合、倒産したりすることだってあるという、リスク管理の大切さ、今回はその甘さを表したものであろう。
 これはどの業界でもいえることで、経営上 大きなプロジェクトであっても、あるいは一つ一つの細かくて小さな仕事であっても「これくらいなら問題ないか」という心の緩みやスキは絶対に作ってはならないということである。
 大きかろうが小さかろうが、どんな仕事でも緊張感を持って取り組んでいかないといけないし、もし、緊張感が保てないような疲れ切った状況になれば、無理をせずサッと仕事から離れ、リフレッシュする時間をとるようの心掛けなければならない。

 当事務所のとある顧問先で、3年前に脱サラして個人事業を始められ(事業内容は伏せておくが)、人も雇わず家族だけで切り盛りしながらも、少しずつ業績を伸ばしておられた事業所が、ここのところ業績の伸びが止まっててきたと事務所の担当者から報告があった。私より10歳以上も若い非常に頑張り屋の経営者で、今後、店を少しずつ大きくされるだろうと私も期待していたが、一年程前から一定の数字が挙がってくると何となく気が緩んだのか以前のような張りつめた様子もなく、何気なく日々を送っておられる感がある。そして、少しお金ができると 他のことにもお金を使いだされ・・・。
 46時中張りつめてた状態でいるのは無理にしても、事業を立ち上げ、まずは5年、そして次は10年と果敢に攻めるくらいの気概でないと どんな商売であっても 他からの攻勢にあうだろうし、いつしか埋没しかねないという恐ろしさがある。
 食中毒の話から横道にそれてしまったが、緊張感と念には念をと言われるくらいのチェック体制がどんな事業であっても必要だ ということである。

 当事務所も開業して11年になるが、まだまだ何が起こっても、襲ってきてもおかしくない という緊張感を持ちながら毎日の業務に取り組んでいかないといけない と思わされた今回の“食中毒事件”であった。
posted by ヒロイ at 16:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月17日

No580:父の日に届いた思わぬ贈り物

 一人で家にいた今日の午後、インタホンがなり玄関先に出てみると宅急便の人から私宛の荷物を渡された。
 荷物は先日入籍した長男夫婦からで、開けてみると立派な木箱の中に 底に“増生”と名前が刻まれたグラスが入っていた。これは父の日のプレゼントということらしいが、お酒が好きで毎晩、寝る前には焼酎を水割りで飲んでいるのを知っているかのようなうれしい贈り物である。
 
 数年前に長女からは旅行土産と兼ねてお酒をもらったことはあったが、2人の息子からは、幼稚園の父親参観の日にクレヨンで描いた私の似顔絵をもらった以外には何かもらった記憶はないし、私自身、父の日はかやの外というか、正直「父の日やのにな?」と気にかけたこともなかった(自分の親には一応 贈り物をしていたが)。
 長男一人ではこんな気のきいたことはしないであろうから、やはり結婚して奥さんがいるというのはこんないいことがあるのかと父の日を通して、子供が結婚したことをかみしめたりしていた。
 2人の都合で披露パーティーは10月に横浜ですることになっており、実は10月のこの日のことが、今 私の一番の楽しみである。結婚式場はホテルではないので宿泊はできないとのこと。ちょうど横浜に以前から一度泊まってみたかったホテルに泊まれる絶好のチャンス と早くも予約を入れておいた。

 カミさんの両親はそれぞれ60代と50代で早くに亡くなられたし、私の親も残っているのは施設に入っている母だけなので、父の日や母の日に何かを送る機会もほとんどなくなってしまったが、今回の件では、「次はこういう順番か」と歳をとったことをいい意味で実感した休日でもあった。
 
 我が家は決してイベント嫌いというわけではないが、実は今まで家族間ではイベントというものを特段取り上げたことはなく、子供が小さい頃 誕生日にケーキを買うくらいで、結婚記念日も夫婦間で誕生日のプレゼントも30年来一度だけしかしたことがなかった。
 ここで一度だけと言ったのは、多分 カミさんは覚えていないだろうけど、結婚して1年目か2年目に花屋さんから花を届けてもらったことがあったが、カミさんから、「この花屋さん高いやろ。もっと安い花屋さんもあるのに。」と言われ、私はカチーンときてそれ以来一度も物を贈ったことがない。この発言は、私が安月給だったので切り詰めた家計のやりくりの中から出た言葉か、実は照れ隠しだったのかいまだに謎のままであるが、この日以来、贈り物をしない夫婦になってしまった。正直、助かっているが・・。

 何はともあれ。子供が結婚したことによって我が家に今までにはない新しい風が吹いたことには変わりがない。
 まだ、少し早いが今晩、このグラスでお酒を飲むのが楽しみでならない。
posted by ヒロイ at 17:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

No579:やっととれた休日こそありがたかったが

 これからする話は、今の時代の働き方改革とか休日増加論とは逆行する部分もあるので多くの方から批判を受けるかもしれないが、そのことも覚悟の上、自分なりの考え方を述べさせてもらう。

 そもそも、“海の日 論議”というのが、今回、「あれっ?」と思った発端であるが、実は私が社会人になった頃は海の日なんていう祝日は存在しなかった。
 1996年(平成8年)に制定されたこの海の日って何の記念日なのか調べてみると、明治天皇が東北巡幸の後、船で横浜港に戻った日 ということのようである。 実は私も初めて知ったし、この由来を知っていた人はほんの一握りの人でしょう。
 その後、土曜日を含む3連休を作り出すために月曜日まで休むハッピーマンデー制度に伴って、この海の日がいつの間にやら7月の第3月曜日になったというのである。
 こういった、3連休創出はどこまで必要なのかということであるが、私自身も3連休があると心も体も休まるのは事実であり、楽しみでもある。ただ、一体 祝日ってなんだろうとこの議論をみていて思ってしまった。 海の日だけでなく、1月第2月曜の成人の日、9月第3月曜の敬老の日、それに10月第2日曜の体育の日と年に4回あるハッピーマンデー制度であるが、私個人としとは成人の日は1月15日、そして前回の東京オリンピックの開会式の日でもあった10月10日の体育の日は、固定的な方が意味合いも深まるような気がする(こういった考え方自体が古いのはよく分かってはいるが)。
 もう一つついでに言わせてもらうと、山の日は8月11日で固定であるが、これはお盆休みをここからスタートさせなさいという意味での固定なら、12日も休日にしないとお盆休暇は連続しないと思うのだが。

 こんな祝日のことで熱くなっても仕方のないこととはわかってはいるが、実は今国会で議論されているカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案も含め、いつから日本は遊ぶことばかり考えるようになったのか と不安にもなったというのが偽らざる心境である。
 話がちょっと横道に知れるが、この法案の中身について、「カジノの入場回数制限は週3回、月10回とすることで自民、公明党の両党は合意に達した。入場料は2000〜5000円の範囲で検討に入った。」 という記事を見ると、日本も世の末と思うのは私だけではないはず。 カジノに賛成とか反対とか言っているのではなく、なぜ、こういった個人の趣味・娯楽にまで国が制限をしたり関わったりしないといけないのか、そこまでして国民に“カジノ遊び”させたいのか? 日本は何が何だかわからないまま レジャー推進国家になろうとしているのか。
 
 話をもとに戻すが、祝日が増えることは私も基本的には賛成であるが、意味や起源も分からないような祝日をただ単に増やすのではなく、人それぞれがその人に合った、あるいは必要に応じて休暇をとれる制度こそ大事なのではないかと思う。
 もっと言うと、いろいろなことをやりくりしながら、個人的に3連休や4連休を作ることこそ休日の喜びのような気がするし、週半ばの水曜日一日の休日だって楽しみな人もいるだろう。
 子どもが小さい頃、夏の平日に富士山へ行ったり、春に温泉へ行ったりしたことは、苦労してとった休日であったからこそ有意義で、今でも いい思い出として残っている。

 今の時代に合わない話の内容で、「廣井はやっぱし仕事が好きなんや」と思う人があれば、それはそれで結構。 でも、こんなことを思っている日本人がいてもいいのかなと思える休日論議である。
posted by ヒロイ at 17:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

No578:久しぶりの小旅行

 ここでも何回か紹介させてもらっているが、昨年の12月半ば過ぎに我が家に初めてのペット(ワンちゃん)がきて半年が過ぎようとしている。その後、年始早々カミさんの骨折による手術・入院、1月後半から3月前半にかけては恒例の確定申告、そして春からは相続税の申告や新規開業の支援等 何かとバタバタしているうちに気がつけばもう6月になってしまっていた。
 こんな状態が続いていたので、趣味というか一番の楽しみである旅行も昨年9月に出かけて以降どこにも行っておらず、また、ワンちゃんが来てからは今までのように思いたったら即 計画・実行 というわけにはいかないこともあり、お正月、5月の連休も近くに食事に行くくらいで遠出をすることもなく今日に至っていた。
 こんなことを考えている時にジャストタイミングで、関東在住でワンちゃんを長く飼っている知人から 露天風呂もあり、料理もおいしく、しかもペットも泊まれるホテルが6月に関西地区で初めてオープンするという情報を教えてもらった。
 ただ、関東では人気のある系列ホテルとのことなので予約なんてとれそうもないだろうな、しかも15室のみのペット同伴ホテルなのでと半ば諦めながらカミさんがネット予約を試みたところ、運よくオープン2日目にあたる昨日の予約がとれ泊まりに行ってきた。
 ただ、大げさに旅と言っても、実は自宅から車で1時間半くらいで行ける滋賀県の長浜にオープンしたホテルである。
 長浜には顧問先があるので仕事では何度も行ったことがあるし、この周辺の米原や彦根にも仕事でいく機会も多いので決して珍しい所ではないが、このホテルは部屋の中でペットは自由に動き回れ、そして我々は部屋で食事がとれ、しかも温泉もあるという ちょっと羽根を伸ばすにはちょうどよく、昨日(土曜日) 長女の仕事から帰ってくるのを待って午後3時前に家を出発した。

 実は、長浜には仕事で行くことはあってもゆっくりと食事をしたこともなく、駅前のラーメン屋さんで昼食をとるくらいで、街中を歩いたことさえ一度もなかった。
 今回は近場ということで、移動も大した時間がかからずホテルに着いてからは夕食後にも、そして今朝の朝食前にも長浜城周辺と琵琶湖の畔を散歩することができ、日頃 時計とにらめっこしながら過ごしている私としては別世界のような時間と空間であった。
 今朝はいつものように1人早く目が覚めたので隣接している旅館の大浴場へ行くと男湯は私だけで琵琶湖を眺めながら露天風呂につかるという これまたまさしく至福のひとときであった。
 ワンちゃんもまだ1歳にも満たないし、我が家も決して飼い慣れているとは言えないので京都では公園などに行ってもなかなか自由に駆け回ることもできないが、このホテルの前には小さいながらもドッグランの施設もあったのでうちのワンちゃんも他のワンちゃんといっしょに駆け回り楽しそうであった。

 遠出するとなると電車や飛行機の予約も大変だし、仕事のことも気になるが、こうして土日に近場で息抜きというのもなかなかいいもので、フラッと行ってサッと帰ってくる小旅行は旅の支度もほとんどする必要もなく、ある意味 本当の骨休めになったなと思った。
 次の旅はいつになるのか分からないが、こうして非日常の時間と空間に身を置くのは、慌ただしい毎日を過ごしている現代人にとって非常に意味のあることなんだなと あらためて感じさせられた休日であった。
 今日は昼の2時過ぎに帰ってきたが、一番疲れたのはわれわれ人間でなくワンちゃんのようで、家に中の窓際の涼しい所でずっとウトウトとしている。
posted by ヒロイ at 19:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする